MMD研究所は、2014年2月における国内タブレット端末の所有に関する調査の結果について公表した。
タブレット端末所有率は24.9%
2014年2月17日~2月19日にかけて、タブレット端末を所有している20歳以上の男女を対象に、所有タブレット端末の種類などについて尋ねている。
まず、13,117人にタブレット端末の所有について事前調査を行ったところ、所有率は24.9%で、2013年6月より4.7%上昇していることがわかった。
続いて、タブレット端末所有者を対象に(1,071人)に、所有しているタブレット端末の種類を質問したところ、「iPad」が47.6%、「Nexus」が15.5%、「Kindle Fire」が5.8%、「Xperia Tablet」が5.3%などとなった。
2013年6月の調査結果と比べると、iPadは15.1%ダウンし、Nexusが6.3%のアップ、Kindle Fireが2.9%アップ、Xperia Tabletが2.3%アップとなっている。iPadはAndroidタブレットやKindleに奪われる形で、初めてシェア50%を下回った。
なおiPad所有者(510人)を対象に所有しているiPadシリーズを尋ねると、「iPad 2 Wi-Fiモデル」が13.9%で最多。次いで、「iPad mini Wi-Fiモデル」が13.5%、「iPad(第3世代) Wi-Fiモデル」が11.2%だった。
2013年に発売された「iPad Air」は9.4%、「iPad mini Retinaディスプレイモデル」は5.9%となっている。
さらに、タブレット端末所有者に購入した時期について訊くと、「2013年10月~12月」が19.5%と最も多く、2013年に購入した人は52.1%を占めた。