Gunosyが大幅アップデートでほぼ別アプリに──ネット上では「見た目も中身もSmartNewsみたい」との声も

グノシー

TwitterやFacebookの利用状況などからユーザーの好みを判断し、パーソナライズされた記事を朝夕に配信してくれるニュースアプリ「Gunosy」のiOS版が大幅アップデートをおこなった。

SmartNewsのようなUIに変更

まず、朝刊・夕刊以外に新たにWebメディアのニュースを配信するカテゴリが多数追加された。Gunosy内でニュース消費を完結させる意図だろう。また、デザインがこれまでとは一変し、SmartNewsなどを想起させるUIを採用している。

グノシーとSmartNews

カテゴリの種類は「トピック」「朝刊・夕刊」「エンタメ」「スポーツ」「コラム」「社会」「経済」「政治」「国際」「テクノロジー」「グルメ」「TV」の12種類。これに加え、自分の好きなサイトをカテゴリ登録できる「チャンネル」も用意されている。

SNS的な要素だった「周りで話題」のカテゴリは消滅した。

記事レコメンド機能の存在感が希薄化

「朝刊・夕刊」を除き、これらカテゴリはすべて、従来Gunocyの目玉でもあったパーソナライズされたニュース配信ではなくなっている。「朝刊・夕刊」の配信は継続されているものの、カテゴリ配置は2番目になったうえ、アプリを起動して最初に開かれるページも「トピック」となり、その存在感は一気に薄れた。今のところ、カテゴリの順番は変更することはできない。

今回のアップデートでは、はてなブックマークやLINE、Pocketへの共有もサポート。アプリのアイコンも紙飛行機をモチーフとしたものに変わり、アプリ名も「グノシー」とカタカナ表記になっている。

なお、従来のパーソナライズされたニュースをシンプルに楽しみたいユーザーは、「Gunosy LITE」を使うのも手かもしれない。