32/46インチのAndroid搭載スマートコーヒーテーブルが登場──6,950ドルから

スマートコーヒーテーブル

昔、喫茶店にあったゲームテーブルが進化して戻ってきた、みたいなイメージだろうか。米Ideumは、Androidを搭載したスマートコーヒーテーブルを販売すると発表した。

AndroidとWindowsとのデュアルブート

同製品は、テーブルトップにマルチタッチ対応の32または46インチのディスプレイをほぼベゼルレスで搭載したもので、コーヒーテーブルを巨大なAndroidタブレットのように使える。

1,080pのディスプレイは3M製の静電容量方式タッチパネルを採用し、最大60ポイントをサポートするマルチタッチ液晶。高速かつ正確なレスポンスを実現するとともに、耐衝撃性にも優れるという。もちろん、安心してコーヒーが飲める防水仕様。

スマートコーヒーテーブル

スペックは、3.7GHzのIntel Core i7クアッドコアプロセッサ、Android 4.1を搭載し、16GBのRAMと500GBのストレージとなっている。接続は無線LANやイーサネットのほか、Bluetooth、USB、HDMIなどをサポートする。

また、WiDi(Intelによるワイヤレスディスプレイ規格)にも対応しており、コーヒーミーティングの参加メンバーと同テーブルの大画面でコンテンツを共有し、共同で作業を行うことも容易だという。

スマートコーヒーテーブル

本体(台座)は航空機グレードの耐久性の高いアルミベースで、サイズもコンパクトな省スペース設計となっており、主にカフェやホテルなどの施設向けに販売やレンタルが行われる模様。

すでに販売されているWindows 8搭載のスマートコーヒーテーブルの価格は、6,950ドルからとなっている。今回発表されたAndroid搭載製品は、WindowsとAndroidの両OSを組み込んだデュアルブートモデルとして2014年後半より発売される見込みだ。