スマホのストレージ、本当に使える容量が最も多いのはiPhone 5c、ワーストはGalaxy S4――8機種の16GBモデル比較調査

Which? Tech Daily

韓国の行政機関から、プリインストールアプリを削除可能にすべきというガイドラインが発表され話題になっているが、それは今回の調査結果のような状況も背景にあるのかもしれない。英Which? Tech Dailyは、主要メーカー各社の代表的なスマホ8端末の内蔵ストレージ(16GB)について、実際に使える容量を比較した調査結果を公表している。

今後ブロートウェアは減っていくのか

調査結果によれば、Appleの「iPhone 5c」が12.60GB(79%)でトップ、次いでGoogleの「Nexus 5」が12.28GB(77%)で2位、「iPhone 5s」が12.20GB(76%)で3位になった。Appleが多くのメーカーの中でも、最も寛大だと評価されている。

4位はSonyの「Xperia Z1」で11.43GB、5位は「Blackberry Z30」で11.20GB、6位は「HTC One Mini」の10.44GB、7位は「LG G2」の10.37GBだった。そして、最も使える容量が少なかったのがSamsungの「Galaxy S4」で、わずか8.16GB(54%)だったという。

Which? Tech Daily

もちろん、メモリの一部はスマホのシステムリソースの犠牲となるわけだが、メーカーまたはキャリア独自のプリインストールアプリや特殊なソフトウェアなどをどれだけ搭載するかによって、ユーザーが実際に使える容量は変わってくる。

ワーストとなってしまったGalaxy S4では、特徴的なホームであるTouchwiz UIやプリインアプリのほか、目線検知やエアジェスチャといった非常に多くの独自機能を搭載。これらは一見すると魅力的なものに見えるが、実際にはほとんど活用されない膨大な“ブロートウェア”になっていると指摘されている。

Galaxy S4

このように、無駄にストレージ容量を占有したりバッテリーを消費するなどの要因にもなっているブロートウェアは、ユーザーのスマホ利用を不当に制限している側面がある。

そうしたなか、韓国・未来創造科学部では、4月以降ブロートウェアの一つである削除不可能なプリインストールアプリをユーザーが任意で削除できる機能を搭載するよう、各メーカー・キャリアに要求している。今後、世界的に同様の動きが広がっていくのか注視していきたい。

なお、今回トップとなった3機種は外部メモリに対応しない点も留意する必要があるだろう(Galaxy S4は最大64GBのmicroSDXCに対応)。