“gReader”の系譜を引く多機能ニュースクライアント「News+」―FeedlyやPocketなども統合 #Android

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老舗の人気RSSリーダーアプリ「gReader」の開発元より、新しいニュースクライアント「News+」がリリースされた。当初、Googleニュースのみに対応するアプリだったが、拡張機能によりFeedlyやPocketなどをサポートしたほか、翻訳や音声読み上げなどgReaderではおなじみの機能も引き継ぎ、完成度の高い統合ニュースリーダーとして一新されている。

シンプルで見やすく、直感的に操作できるUI

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「News+」ではニュースはカテゴライズされており、好みのカテゴリから選んで読むことになる。記事の画面から左へフリックするとカデゴリが表示され、カテゴリから右へフリックすると記事一覧へ移行する、シンプルなインターフェイスが特徴だ。

また、横画面にすることで左にカテゴリ、右に記事一覧と2カラム表示されるので、画面の大きいタブレットならより見やすくなる。インターフェイスの一部が日本語表示されているので、初めて使う人でも操作で迷うことは少ないだろう。一方で「gReader」とほぼ同じUIを採用しているため、以前からのgReaderユーザーが移行した場合も当然使いやすい。

Feedlyなど他サービスと連携させてより便利に

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同アプリは、Googleニュースこそ海外のものにしか対応してないが、v1.01より拡張機能でFeedlyなどのRSSサービスや、“あとで読む”サービスのPocketなどと連携させることが可能になっている。

設定はいたって簡単。アプリ画面左上の「すべてのアイテム」から[Manage Extensions]をタップし[Feedly Cloud]など目当てのエクステンションを選ぼう。Feedlyのログイン画面が表示されたら[Login]をタップし、エクステンションをインストール。ログイン後、設定が完了する。

ただし、連携可能なサービスは一つのみで、それ以上の連携は有料のプレミアム版(599円)を購入する必要がある。

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なお、現在連携が行えるサービスは「Feedly」と「Pocket」のほか、「Tiny Tiny Rss」「Bazqux Reader」「InoReader」「FeedBin」「NewsBlur+」「SubReader」「Reedah」「CommaReader」に対応している。これらを複数利用している人なら、それぞれのアプリを往復する手間が省ける有料版の購入も検討の余地がありそうだ。

今後のアップデートで日本のGoogleニュースにも対応することとなれば、さらに注目度が上がることは間違いない。日々、様々なニュースに触れる情報に敏感な読者なら、「News+」を今からインストールして触ってみてはいかがだろう。