iPhoneで音楽を聴く機会が多い人には、ライブ会場で聞いた音響効果の再生を目指したアプリ「StagePass」がオススメ。
アプリの開発スタッフは、海外の有名スタジオに直接足を運んで生の音を聞くことで作り込み、会場の空間を再現した。
アプリの出来がよすぎて感動
実際に聴くと、これまで聴いていたサウンドとは明らかに違うと感じた。54種類のスタジオを再現した音質はそれぞれに特徴があり、軽快であったり、乾いていたり、重厚感があったりと試すだけで面白い。そして、ふだん聴いていた音楽からは、違ったインスピレーションを得られる。好きなアーティストの音楽を「StagePass」を通じて聴いていると、東京ドームやさいたまスーパーアリーナでのライブを思い出した。
それぞれのライブハウスでの音質は変更することもできる。細かく設定していたら、自分好みの音質が見つかった。これは手放せない。このアプリなしに音楽を聴くことは考えられなくなってしまった。こんなに音楽を聴くのが楽しいなら、Led ZeppelinやRainbow、Metallicaなどの70-80年代のロックの音質はどのように聴こえるのだろう。週末にでも堪能しようか。
アプリの使い方は簡単
「StagePass」は簡単に使える。アプリを起動させたら、「会場」からライブハウスを選択し、「アーティスト」または「アルバム」から聴きたい曲を選んで曲名をタップすれば音楽が再生される。これで完了だ。曲はiPhoneに入れていたものが反映される。
音質を変えたい場合は「矢印」をタップして戻るか、ライブハウス名が表示されている箇所をタップして「会場」に戻ろう。その後、最初と同じ要領でライブハウスを選べばいい。ライブハウスはタップするだけで変更できるので、54種類の音質を次々とタップして聴き比べると自分に合った音を見つけられるはず。
また、「イコライザ」では音質をさらに細かく設定することもできる。微調整ができるのも「StagePass」のスゴさだ。
オススメの会場
ちなみに、筆者オススメの会場は「Union Hall」「Brooklyn Bowl」「Pete's Candy Store」。
「Union Hall」はロックに合い、重厚感のある音を楽しめる。バラードにも合っており、女性アーティストにも合うと感じた。
「Brooklyn Bowl」もロックに適しており、ギターの音が力強く、迫力のある音を楽しめる。一方で高音曲やバラードには少しフィットしないような気もした。
「Pete's Candy Store」は高音曲や女性アーティストにマッチしており、バラードにも合うと思った。あくまで筆者の主観なので、参考程度に。