まさにテキスト入力専用母艦アプリ、豊富なアクションを追加できる「Textwell」 #iPhone

Textwell

iPhoneで文字を打つことが多いなら、ついつい増えてしまうテキストエディタアプリ。どれをメインで使えばよいか迷っている人には「Textwell」がオススメ。優れた操作性だけでなく、使う人の用途によって機能を追加できるので、とても便利なアプリだ。

最大の利点はアクション機能

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「Textwell」の最大の利点は、アクション機能によるカスタマイズ性だ。アクション機能では、SNSへのシェアやリマインダーへの登録、メール送信、Google検索、DropboxやEvernote、Googleドライブへの保存などが実行できる。最初に個別のアプリを起ち上げることなく、まずはTextwellでテキストを入力し、そこから個別アプリにテキストを受け渡すことができるのだ。これは、まさにテキスト入力専用母艦と表現して差し支えないだろう。

また、アクション機能は、必要に応じて追加と削除が可能。アクションをフォルダで管理することもできる。

アクションの追加には Javascript を使用するが、幸いなことに豊富なテンプレートが作成されている。ユーザーは自分が分かりやすいようにアクションの名前を変更する程度で、欲しい機能をあっという間に追加できる。

文字をただ単に打つだけでも快適な操作性

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豊富な機能を持つテキストエディタだと操作が難しそうに思うかもしれないが、「Textwell」は快適に操作をおこないつつ複雑にならない絶妙なUIを採用している。

例えば、カーソル移動の容易さが挙げられる。入力したテキスト以外の部分をスワイプすれば、カーソルを移動させることができるので。しかも、ただ単に横移動させるだけでなく、縦にも移動させられる。また、画面上部の「Textwell」をタップすると文字数や行数の確認も可能だ。

シンプルなUIのために、通常のエディタのようにテキストファイルを個別に保存・管理することはできない。もっとも、ヒストリー機能によって頻繁に自動保存されるため、過去の時点の状態に復元可能。うっかりテキストを削除してしまったというような事態を防ぐことができるのだ。

アクション機能とヒストリー機能の存在は密接に関連しており、そこにTextwellがテキスト入力専用母艦として設計されていることが現れていると言ってよい。つまり、アクション機能を使ってDropboxなどに保存したりTwitterに投稿したりすればよいので、通常の個別のファイル保存の必要性がなく、Textwellはテキスト入力のみに特化することができるということだ。

簡単に使える上に、使えば使うほど自分好みに仕上がっていくので、テキストエディタを必要とするすべての人にオススメしたい。

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