Twitterが「ユーザーのブロック」の仕様を変更したことが明らかになったが、これについて撤回すると発表した。
報復防止に有効な仕組みを模索
仕様変更の内容は、ブロックされたユーザーがブロックした側のユーザーのツイートを閲覧できるようになったり、ブロックしてもブロックされたユーザーの自分へのフォローは外れず、自由にフォローやツイートへの反応が可能になる(非公開の場合を除く)といったものだった。
Reverting the changes to block functionality
Earlier today, we made a change to the way the “block” function of Twitter works. We have decided to revert the change after receiving feedback from many users - we never want to introduce features at the cost of users feeling less safe. Any blocks you had previously instituted are still in effect.
Twitter Blog
だがTwitterは本日、ユーザーからの批判的なフィードバックを受けて、上記のように今回の変更を元に戻すと発表した。仕様変更について安全だと感じないユーザーを犠牲にしてまで、変更を導入することは望まないと述べている。なお、これまで行ったブロックは、従来通り有効となる。
ただ、今回の仕様変更についてTwitterは、相手をフォローできなくなったことなどでブロックされたことを知ったユーザーが攻撃的になることを防ぐ目的で採用しており、変更を元に戻すことは理想的でないとしている。今後も、こうした問題をいかに回避し、ユーザーを保護する仕組みを構築するか、方法を模索していくという。