USBから表裏が無くなる! リバーシブルな新形状コネクタ「Type-C」が発表

USBコネクタから表裏が無くなる日がやってきた、新形状プラグ「Type-C」が発表

AppleのLightningコネクタのように、表裏関係なくUSBコネクタを使える日がやってくる。

USB 3.0 Promoter Groupが3日、新世代USBコネクタ「Type-C」の開発を発表した。このType-Cのプラグは、より薄くスマートでプラグの表裏を気にせず挿すことができるため、使いやすさが向上する。既に発表済みのUSB 3.1仕様に追加され、2014年半ばまでに確定する予定。

Type-Cの主な特徴は以下のとおり。

  • 最新のプロダクトデザインに対応した完全に新しいデザイン
  • USB 2.0 Micro-Bプラグと同程度の小さなサイズ
  • プラグの向きを気にする必要がない、使いやすさの向上
  • スケーラブルな充電のサポート
  • 拡張性

この新しいUSB Type-Cのプラグとレセプタクル(ジャック)は、既存のUSBのものとは直接繋ぐことはできない。よって、Type-Cの仕様では、既存製品を使えるように変換アダプタなどの定義も盛り込まれるとのこと。

現在、スマートフォンやタブレットの充電で、頻繁にUSBを利用するユーザが増加している。USBがより使いやすくなるのは嬉しい限りだろう。