LINE PLAYが1周年で1,300万ユーザー突破、その実力を振り返る

LINE PLAY

LINE公式のアバターサービス「LINE PLAY」がサービス公開1年を迎え、1,300万ユーザーを突破した。そこには、LINEの特徴である親しい人と楽しむコミュニケーション(クローズド・リアルグラフ)とは別領域のプラットフォームとして、大きな可能性が見い出されつつある。

活発に行われているコミュニケーション

「LINE PLAY」は、ユーザーが作成したアバター(キャラクター)やマイルームを装飾してコミュニケーションを楽しめる、スマホ向けのアバターアプリ。2012年11月21日のプレオープン以後1年で利用者は1,300万人を超え、海外ユーザーも680万人にまで拡大。世界最大級のアバターコミュニティへと成長した。

公開後も、日記や写真を残せる「ダイアリー」機能、アバターで釣りが楽しめる「つりとも」ゲームなどが追加搭載。こうしたコミュニケーション活性化の施策も奏功し、アバター間の「ハート」のやりとりは累計57億回以上、「ダイアリー」の利用回数は累計1億1,000万回、共通の趣味や関心ごとにチャットを楽しめる「ラウンジ」での会話は累計16億回に上るなど、実にアクティブに使われている。

企業もユーザーとの新しい接点として注目

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また2013年3月には、芸能人・キャラクター・企業などによる独自の「公式アバター」と専用ルームが登場。たとえば、浜崎あゆみの公式アバタールームには累計約3,670万人、ハローキティの公式アバタールームには累計約3,390万人、パナソニック公式アバタールームには累計約700万人が訪問するなど、すべての公式アバタールームへの訪問回数は累計5億回にも上っている。

ユーザーはそれぞれの公式アバターの世界観を再現したファッションアイテムを身に着けて楽しむなどしており、ユーザーとの接点やコミュニケーションが生まれる新しい場所として、企業からも注目を浴びている。今や、新たに参加する公式アバターがひっきりなしの状況だ。

オープン・インタレストグラフ領域の可能性

今回の1周年にあたって、LINE執行役員の佐々木大輔氏は、興味・関心で人とつながるコミュニケーション(オープン・インタレストグラフ)のニーズの大きさを、LINE PLAYの成長を通じて発見してきたとコメントしている。

今後、LINEが家族や親しい友人とだけ楽しむコミュニケーション(クローズド・リアルグラフ)を取り込む一方で、LINE PLAYはそれとは異なる「仮想空間」のコミュニケーションプラットフォームを目指し、ユーザー基盤の拡大をはかっていくことになるだろう。

1周年記念イベントでスタンプ配布

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併せて、LINE PLAYでは1周年記念イベントを実施する。LINE PLAYの「LINE公式アカウント」でアイテムと引き換えることができるギフトコードを配布するほか、11月26日よりLINE PLAYのダウンロード済みユーザーを対象に、LINEで利用できるスタンプを無料でプレゼントする。