「ColorNote」はシンプルなUIと操作性ながら、見やすい色分けソート、高機能リマインダー、付箋ウィジェットなど、痒い所に手が届く便利機能が満載のメモアプリ。ToDoや思いついたアイデアのメモ、買い物リストといった、ちょっとしたメモ用途には最適な使い勝手で、多くのノートアプリの中でも群を抜いている。
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簡易なメモ作成・活用ではEvernoteより上か
「ColorNote」は、迷うことはほとんどないすっきりしたインターフェイスだが、思いのほか使い勝手のいい機能が充実している点が特徴だ。
チェックリストが便利
ノート(メモ)作成は、アプリ起動した画面の[+]をタップする。
ノートのタイプはシンプルな「テキスト」と「チェックリスト」の2種類から選択できる。
「テキスト」ではすぐ入力可能な状態になる。
チェックリストを作成してみた。項目は[+]をタップしてどんどん追加でき、削除や順序の入れ替えもさっと行える。
右上のカラーボタンで、9色からノートの色を指定できるので、ジャンルごとに色を決めていくといいだろう。
買い物リストやその日に片付けたいToDoなど、様々なものをリストアップして活用できる。
多機能なリマインダー
メモしたことは当然忘れないようにしたいものだが、「ColorNote」はリマインダー機能も充実している。
特定の日時を指定して通知できるのはもちろん、一定期間通知し続けるといったカスタマイズも行える。
また、時間指定も可能で「5分」「10分」と5分おきに、「1時間」以降は「2時間」「3時間」「6時間」「12時間」「24時間」という単位でアラートするような設定も可能だ。
さらに、直近のノートをステータスバーに常駐表示させる機能まで備えている。
きめ細かいリマインダーを設定できるのは、スマホならでは。これだけあれば、忘れっぽい人でもタスクを安心して書き留めておけるだろう。
多彩なソート機能と見やすいメモ一覧
保存したノートは、一覧画面にリストビューもしくはグリッドビューで並ぶ。
左の画面はグリッドビュー。中身の一部も見えるため全体を俯瞰しやすい。
また、ソート機能が豊富に用意されており、変更順、作成順、タイトル順、カラー順、リマインダー順で整列させることができる。
メモが増えても素早く探せる、嬉しい配慮だ。もちろん、フリーワードでのノート検索機能も備えている。
付箋のようなウィジェット
ウィジェット機能も同アプリの強みの一つ。カラーごとにペタペタと貼り付けて、まるで付箋のように使える。
ホーム画面にノート単位で貼り付けられるので、リマインダーと同じように忘れやすい人にはうってつけ。自分が抱えているタスクなども常に一覧で把握しやすい。
ウィジェットサイズは「1×1」「2×2」「今日2×2」の3パターンから選べる。「1×1」はタイトルのみ、「2×2」ではノートの中身も見えるスタイルとなる。
また「今日2×2」では、当日リマインダー設定されている予定を表示してくれる。その日にやるべきことを、このウィジェットならまとめて確認できるというわけだ。
クラウド保存で同期も可能
無料のユーザー登録(要Google/Facebookアカウント)を行えば、「オンライン同期」機能を利用することも可能だ。
これを設定しておくと、作成済みのメモがクラウド保存され、別端末の「ColorNote」アプリからも利用できる。
ただし、同期のタイミングは起動時または手動となる。
その他にも便利機能が
このほかにも、多くのお役立ち機能が用意されている。
たとえば、他のアプリにノートの内容を転送できる「送信」機能や、利用機会の減ったノートを保存しておけるGmailのような「アーカイブ」機能だ。
また、SDカードへのバックアップ、パスコードによるノートのロック、カレンダー機能なども必要に応じて活用したい。
まとめ
多彩な機能を備える「ColorNote」だが、シンプルなUIを追求した結果か、真に求められる機能のみに絞りこんでいるからなのか、不思議と操作につまづくことはない。手早くメモを残せて、それらを確実に活用できる仕組みがきっちり整っているのだ。
そのため、簡単なメモ用途で「Evernote」はちょっと大げさすぎて使いづらい、いちいちクラウド保存するので動作にストレスを感じる、というようなユーザーにとって、「ColorNote」は最適なノートアプリであるといえそうだ。