“エキサイトバイク”的な中毒性、丈夫なライダーが走り抜くレースゲーム「Stunt Mania 3D」 #Android

Stunt Mania 3D

Androidゲーム レビュー

「Stunt Mania 3D」は、プレイヤーがバイクスタントマンとなり、転倒せずゴールまで走り抜くバイクレースゲームだ。トリッキーなコースをいかに攻略するか考えさせられる“アクションパズルレースゲーム”とも言うべき内容だが、往年の名作「エキサイトバイク」を彷彿させる、どこかシュールな面も見逃せない。

ジャンプ後の着地が攻略のカギ

Stunt Mania 3D

ルールは簡単。ライダーの頭がコースや障害物に当たり、バイクから落ちたらゲームオーバーだ。コースにはセーブポイントがあり、そこを超えれば自動的にセーブしてくれる。残機も無制限なので、心置きなく挑戦できるのが心強い。

コース構成は、空中に浮かんでいる道とジャンプ台、ループ、木箱などの障害物がメインとなる。使うボタンは前に進むアクセル、後ろへ戻るバック、車体を調整する前後ボタンのみで単純だが、ジャンプした後の着地が攻略のカギとなる。

スピードを殺さず着地し次のジャンプに繋げるためには、車体バランス、慣性のベクトルを念頭におきながら、一連の流れとして障害物を考えなければならない。また、勢いが付きすぎて失敗してしまうケースもあり、この絶妙なゲームバランスが悔しくも楽しいところだ。

Back Flipでスコアを稼ごう

Stunt Mania 3D

空へジャンプした際に車体を後ろに回転させると、Back Flipとなり高得点を獲得できる。ジャンプ中に後ろボタンを押していれば勝手に回ってくれるので、それほど難しくない。

ただし、回転スピードは遅いので中途半端な高さのジャンプでは回りきれず、頭から落ちてしまいがちになる。基本的には着地のために車体バランスの調整を行い、大ジャンプした時にBack Flipを狙いたい。

また、ループを回るとBack Flip扱いになる。ループが連続である箇所は出口と入口のつなぎ目が連動しているように見えるため、ドライブボタンのみを押しっぱなしにしたくなる。

しかし、それは罠。着地バランスを調整してあげないとスピードが殺され、そもそも回れなくなってしまうケースが出てくる。常にボタンで微調整ができるようにジャンプした後は意識をしておこう。

「エキサイトバイク」を思い出す?

Stunt Mania 3D

ステージ数も極端に多くなく、根気よく挑戦すればクリアできる難易度、のめり込んで遊ぶゲームではないものの、淡々とプレイし続けられる中毒性がある。

ウィリーとジャンプで遊ぶ、そしてライダーが投げ出されるバイクゲーム――。そう、基本的にはファミコンの「エキサイトバイク」と遊び方は同じなのだ。

もちろんグラフィックや世界観、操作性まで大きく違うのだが、当時のゲームで遊んだユーザーは、どこかで懐かしさを感じつつ遊べるかもしれない。