Googleの新サービス「Helpouts」が開始、その道のプロがリアルタイムで手助けしてくれる

Google Helpouts

Googleは4日、オンライン上でその道のプロが手助けしてくれるサービス「Helpouts」を正式発表した。

キャッチコピーに "Real help from real people in real time" とあるように、Helpoutsはリアルタイムで専門家から適切な助けを得られるサービスだ。いつでもどこでも誰とでもコミュニケーションを取れるWebの利便性・効率性を生かし、その道の専門家と助けを求めているユーザとを結びつける。

ドアの直し方を教えてもらったり、ギターの演奏や料理の仕方を習ったり、外国語のレッスンを受けたりするなど、Helpoutsでやりとりされるコミュニケーションは多岐に渡る。コンピュータにリモートでアクセスしてもらって問題を解決したり、Googleドライブ上のドキュメントや写真、プレゼンテーションファイルなどを操作してもらうこともできる。やりとりは、Google+ ハングアウトを利用し、ビデオ通話でリアルタイムで行う。スマホからも利用可能だ。

Google Helpouts

専門家は「Helpoutsプロバイダー」と呼ばれる。HelpoutsプロバイダーになるためにはGoogleの審査を経る必要があるので、専門家としての力量はお墨付きだと考えてよいだろう。ユーザへの課金方法はセッションごとの課金、毎分ごとの課金が用意される。無料も可能。支払いはGoogleウォレットを利用する。

ユーザは、専門家の資格や利用時間帯、利用料金、評価、レビューを確認することができる。

Googleは、当初はサービスをスモールスタートさせ、カテゴリーの数も少なく設定するが、今後、順次拡大させていく予定だ。