Google、数ヶ月以内にスマートウォッチの大量生産を開始か? Google Nowを統合

Google スマートウォッチ コンセプト画像

Googleは、開発中と噂されているAndroid OS搭載スマートウォッチを数ヶ月以内に発売に向けた大量生産を開始するかもしれない。Wall Street Journalが29日、報じた。

Googleのスマートウォッチは、Samsung製スマートウォッチ「GALAXY Gear」と同様に、スマートフォンなどの端末と通信することになるはず。しかし、それだけでは満足できない--Google Nowが必要だ。

Google Nowは、Android 4.1以降の端末に対応したパーソナルアシスタント。ユーザに必要な情報を、適切に予測し教えてくれる便利な存在だ。関係筋によれば、このGoogleの創造的な製品が、Googleのスマートウォッチに統合されるとのこと。ごく自然の成り行きで、統合されない方が不自然だろう。

また、WSJによれば、Googleはバッテリーの持ちについて対処することを目指している。ライバルとなるGALAXY Gearは、貧弱なバッテリー寿命が残念な点だとされているように、時計型デバイスにおいてバッテリーの持ちは非常に重要な要素となるだろう。

2014年中には、メガネ型ウェアラブル端末「Google Glass」が一般向けに発売される見通しで、Appleのスマートウォッチ「iWatch」も登場すると噂されている。数ヶ月中にGoogleのスマートウォッチも生産ラインに乗り、遠くないうちに発売されるとすると、来年はウェアラブルデバイス元年と呼ばれる年になるかもしれない。