「クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)」は、ソフトバンクとガンホー・オンライン・エンターテイメントに買収された今話題の「Supercell」(スーパーセル)が提供するタワーディフェンスゲームだ。
iOSのみプレイ可能だったが、10月からAndroidにも登場し、さらに人気を集めている。世界中で大ヒット中の「クラッシュ・オブ・クラン」とは、どんなゲームなのか。遊び方を解説する。
「クラッシュ・オブ・クラン」の遊び方
まずはしっかり土台づくり
最初は拠点となる自分の村をつくることから始まる。
資源はゴールドと紫の液体のエリクサーの2種で、これらを使用して様々な建物を配置していく。
ゴールドを貯めるにはエリクサーを、エリクサーを貯めるにはゴールドが必要という相互関係。うまい具合に両方取得していくのは困難で、上限に達することや、枯渇してしまうなどのアクシデントもあるが、それも序盤ならではの楽しみだ。
建設で欠かせない大工は基本2人しか存在しないため、なかなか進行しないのが歯がゆい。
課金アイテムであるエメラルドを使うと即完成させることができるのだが、重要アイテムなため、序盤は焦らずゆっくり進めていこう。
個性豊かなユニット作成
兵舎では、エリクサーを消費して攻撃の要である戦士を作り出すことが可能だ。
もちろん、それぞれに特有の戦い方があり、最初から使用可能なバーバリアンはオールラウンダーの近接タイプ、赤毛のアーチャーは名前の通り弓使いで遠距離攻撃から壁を無視できるのが魅力、緑色のゴブリンは泥棒役で敵陣のゴールド、エリクサーを狙って行動する。
施設レベルを上げると、作成可能ユニットも増えてより有利に戦えるが、レベルアップ条件に別の施設強化が条件にあるなど、バランスよく強化していく必要がある。
彼らの待機所であるキャンプは強化によってストックしておける数が増えるので、こちらも忘れずに拡張しておこう。
破壊して奪い尽くす、これぞ醍醐味
「クラッシュ・オブ・クラン」はただの村づくりゲームではなく、NPCや対人のバトル要素が特にアツいタワーディフェンスということを忘れてはならない。
手ならしにゴブリンを襲撃してみよう
ある程度ユニットができたら、敵陣に乗り込んでみよう。
出撃させたいキャラを選択し、地面をタップすると配置完了でバトルスタート。
行動指示が不可能で、動き回っている様子を眺めていることしかできない。そのため、初期配置が非常に大事になる。
一点集中で配置するのではなく、壁を無視して攻撃できるアーチャーを壁の外から攻撃させ、バーバリアンで中を破壊、その隙にゴブリンで資産を奪うなど、戦法を考えるのがとても楽しい。
攻撃を受けてユニットが倒れ占領できないと、負けとなる。ユニットは消耗品で戦闘後に生存していても消えてしまうため、無駄なく勝利を収めたいところだが、出し惜しみが原因で負けてしまうこともあるので、全力で挑もう。
オンラインで村の攻防
マルチプレイから「対戦相手を探す」を選択すると、ランダムで村が表示される。一定の偵察時間があり、その間に敵陣の建物を確認し、攻めきれそうならば襲撃を始めよう。
人様が一生懸命つくった村をめちゃくちゃにするのは胸が痛む。しかし、勝利を収めて味を占めると「してやったり」などと思い始めて癖になる。
右側にある「次を探す」をタップし、人の配置を見て勉強するのも良いだろう。
攻撃をしかける覚悟があるということは、しかけられる覚悟があるということ。
ゲーム開始から数日はシールドアイテムが自動発動し、対戦相手のマッチングから除外されて守られているが、シールドには期限がある。効果が切れてしまうと、攻め込まれる可能性が出てくる。同様に、攻撃をしかけると強制的に無効化されるので注意が必要。
対人戦は、どれだけユニットをストックしておいても戦いには参加しないので、防衛設備が鍵となる。
砲撃やトラップなどで敵軍を全滅させる、または数分間耐え抜くと、防衛勝ちとなる。大砲の射程に施設を密集させる、逆に分散させて敵ユニットを散らすなど、プレイヤーの数だけ村の攻略、防衛法があるのは実に興味深い。
無残に破壊された建物は、実際には影響なくゴールドとエリクサーが奪われるだけなので、安心してバトルを楽しもう。
攻撃ログ、防衛ログからリプレイを見ることも可能で、どのように攻め込まれ、どこが手薄なのかなど反省に活用できる。
大乱闘のクラン戦
「クラッシュ・オブ・クラン」のタイトルにもあるクランとは、仲間同士でチームを作るグループシステムのようなものだ。
トロフィー数を競うクラントーナメントでは、大量エメラルド獲得のチャンスがある。世界を相手にできる最強のクランを作ろう!