ジャパンディスプレイ(JDI)は24日、5.4インチでWQHD解像度のスマートフォン向け液晶パネルを開発したと発表した。
スリム化や薄型化、低消費電力にも寄与
今回の液晶パネルは、対角13.8cm(5.4インチ)ながらも解像度は2,560×1,440、画素密度は世界最高水準の精細度543ppiを実現した。
画素密度だけで比較すると、HTC One(4.7インチ1,920×1,080ピクセル)の468ppi、またiPhone 5s(4インチ1,136×640ピクセル)の326ppiより、それぞれ16%、66%高くなっている。
色再現域(NTSC比)は70%、コントラスト(CR)比は1500:1、視野角は上下/左右160度以上。低温ポリシリコン技術により、画素の開口率を高め、高透過率、低消費電力化に成功したほか、薄型化、狭額縁も実現している。
スマホのトレンドとなるスリム化や薄型化、低消費電力にも寄与することから、今後のハイエンドモデルのディスプレイは、フルHDから本製品のようなWQHDが主流になっていきそうだ。
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