自転車の鍵というのは、小さくて失くしやすいのが難点。だが、スマートフォンを鍵代わりにしてロック(解除)できたり、位置情報を活用して自転車の共有も可能にする「BitLock」なる製品が登場している。
位置情報を共有して自転車の貸し借りも
「BitLock」ではスマホの専用アプリ上で利用者登録を行った後、Bluetoothを介して自転車の施錠・解錠ができるようになる。
BitLockの鍵がかかった自転車に(Bluetoothを有効にして)近づいていくと、自動的に認識されて鍵が開くようになるのだ。
またBitLockを施錠する時は、専用アプリを立ち上げて行う。このアプリで自転車の位置情報も地図上で確認できる。
自転車の位置情報はアクセス権が付与された友達や家族なども確認でき、手軽に貸し借りを行うことが可能だ。
なお、自転車の位置情報がわかるので、BitLockが自転車に付いている状態なら、盗難されても追跡することもできるだろう。
このほか、どれくらいの距離を走行し、およそ何カロリーを消費したかといったヘルストラッキング機能なども実装されているという。
BitLockは、防水仕様で5年間のバッテリー寿命。高熱や鉄ノコにも耐える堅牢さをもつ。対応するのはiOS 6以上またはAndroid 4.3以上のスマートフォンで、価格は140ドルになる見込み。
なお、開発元のMesh Motion IncはKickstarterで出資を募っており、99ドル以上の出資者にはBitLockが提供されるという。
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