超高密度の4.5インチ フルHD IGZO液晶搭載、ドコモ「AQUOS PHONE EX SH-02F」スマホレビュー・スペック一覧

シャープ製の「AQUOS PHONE EX SH-02F」は、4.5インチ フルHDのIGZO液晶を搭載するAndroidスマートフォン。487ppiの高密度で高精細な画質を実現し、手のひらサイズながらも、プロセッサやカメラなどスペック面で妥協をみせないモデルだ。

コンパクトながらハイエンド並の機能

「AQUOS PHONE EX SH-02F」には、ディスプレイ下部に8色に光るイルミネーションが用意されており、相手によって着信イルミを変えるなどバリエーションを楽しむことができる。

またカラーはMagenta、Whiteの2色展開だが、別デザインとなる本体リアカバー3種類（Light Blue、Black×Dot、Green×Stripe）があり、取り外して付け替えることでコンパクト感はそのままに着せ替えも行えるという。

片手で持ちやすいコンパクト感と合わせて、外観はより女性を意識したものに仕上がっている印象だ。

省電力×美麗なIGZOディスプレイ

注目のディスプレイは4.5インチ フルHD（1,080×1,920ピクセル）のIGZO液晶を搭載。スマホ用ディスプレイとして世界最高密度となる487ppiを実現し、髪の毛1本1本までリアルに再現するとしている。確かに、およそ同サイズの端末との比較でも、一歩上を行く高精細な映像表現力を備えていた。

IGZOは最新モデルの「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」と同じものが搭載され、より進化した省エネ性能を備える。このほか、周囲の環境に合わせて自動で画質を調整する「ユースフィットモード」、画質のちらつきを抑える「リラックス画質モード」など見やすい表示機能も用意されている。

様々なシーンで活躍するカメラ

1,310万画素のカメラも高機能で、F値1.9の明るいレンズ、暗い場所でも少ないノイズできれいに撮影できる画像処理機能「NightCatch」により、夜景や薄暗い場所にも強い。高速オートフォーカスも搭載。

被写体に近付いて撮影する近接撮影では、背景をぼかした雰囲気のある写真が手軽に撮れるほか、16倍ズームでもきれいな写真を撮れる「美ズーム」機能も追加。デジタルでズームアップするほど目立ってしまう画像の粗さを、超解像技術で軽減するという。

「AQUOS PHONE EX SH-02F」を動画でチェック

その他の主な仕様・スペック一覧

バッテリー容量は2,120mAhとやや小さめとなるが、先のIGZO液晶の低消費電力とともに、バッテリー消費に関する項目をまとめて設定する「エコ技」機能や、60分で1,200mAh以上充電できる急速充電に対応する（ただし、別売のアダプタが必要）。

プロセッサはQualcommのSnapdragon 800 MSM8974 2.2GHz クアッドコアを搭載。RAMは2GB、内蔵ストレージは16GB、最大64GBのmicroSDXCにも対応する。OSはAndroid 4.2となる。通信は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MhzとクアッドバンドのLTE（Xi）に対応し、受信時最大150Mbpsの通信速度となる。

そのほか、おサイフケータイ、NFC、防水（IPX5/IPX7）、ワンセグ、テザリングなどに対応する。防塵、赤外線通信、フルセグ、モバキャス（NOTTV）には非対応となる。サイズは約63×128×9.8mm、重さは約122g。発売は2014年1月の予定となっている。