ドコモ加藤社長「ガラケーを持つなら、スマホやタブレットと2台持ちしてもらえると大変ありがたい」 dマーケットに注力

ドコモ加藤社長「ガラケーを持つなら、スマホやタブレットと2台持ちしてもらえると大変ありがたい」 dマーケットに注力

NTTドコモの加藤薫社長は10月10日に開催した冬春モデル発表会後に、フィーチャーフォン(ガラケー)のラインナップを残すこととスマホ・タブレットを中心に利用されるdマーケットに注力する戦略との間の整合性について、次のようにコメントした。

「手前味噌だが、フィーチャーフォンで通話とキャリアメール、スマートフォンやdtabなどのタブレットでdマーケットなどのサービスを使うという形で、2台持ちしてもらえると大変ありがたい」(加藤社長)

発表会中に加藤社長がdマーケットを1000万人規模のサービスに拡大していく方針を明らかにしたように、ネットワークやデバイス、OS、キャリアに囚われず、単一のdocomo IDを使うWebサービス「dマーケット」を事業の大きな柱に育てたいドコモ。フィーチャーフォンとスマホ・タブレット利用を前提にしたdマーケット事業は両立しうるし、両立させなければならないとの見解を、加藤社長は示したと考えてよいだろう。