Sony、Android搭載「Walkman」最新4モデルを発売 ハイレゾオーディオ、NFCなどに対応

Sonyは、Android搭載ウォークマンの最新モデル「NW-ZX1」と「NW-F880シリーズ」の2シリーズ計4機種を発売する。

4機種共通の特長

Walkman

同4機種は、CDの約3~7倍の情報量をもつハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)音源に対応し、新たにWAV、FLAC、Apple Lossless、AIFF(192KHz/24bit)の再生をサポートした。手持ちの音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップグレードする「DSEE HX」や、Sonyではおなじみの高音質技術「ClearAudio+」なども新たに備わった。

またNFCを搭載し、ワンタッチリスニング機能によりペアリングを意識することなくワイヤレス接続することが可能。再生中の音楽を対応するスピーカーやヘッドホンで簡単にワイヤレスで再生することもできる。

Android 4.1を搭載し、Google Playにも対応。音楽だけでなく、動画やゲームなどのアプリも楽しめる。ディスプレイは4.0インチFWVGA(854×480ドット)のTFT液晶で、Sonyの最新スマートフォンXperia Z1」でも採用されているパネル「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載した。

CPUはOMAP4 Coretex-A9 デュアルコア 1.0GHz、RAMは1GBとなる。通信はWi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 3.0に対応する。

高級モデル「NW-ZX1」の特長

NW-ZX1

最上位モデルとなる「NW-ZX1」は、削り出し金属部品を贅沢に使用した筐体が高級感を演出。電気的なノイズなど、不要な外乱に強い構造が安定した高音質を実現する。

また、ウォークマン史上最大容量となる128GBの内蔵メモリーを搭載し、多くの高ビットレートの高音質ファイルを保存することが可能。ただし、デジタルノイズキャンセリングやクリアステレオ、FMラジオには非対応。

バッテリー駆動は音楽再生で32時間、ビデオ再生で最大5時間。カラーはシルバーの1色展開。本体サイズは122.8×60.7×15.3mm、重さは139gとなる。

発売開始は12月7日の予定で、価格は74,800円。

NW-F880シリーズの特長

NW-F

NW-F880シリーズは、昨秋に発売されたF800シリーズの後継で、新モデルはデザインが新しくなったほか、画面サイズも0.5インチ大きくなっている。

特に、周囲の騒音を約98.0%カットする「デジタルノイズキャンセリング機能」を独自搭載。使用環境に応じて、電車・バス/航空機/室内の3モードから選択できる。

カラーバリエーションも豊富で、ビビッドピンク、ブラック、ホワイト、ブルーの4色展開。内蔵ストレージ別に16GB/32GB/64GBモデルが用意され、それぞれ価格は26,800円、29,800円、39,800円となる。発売開始は10月19日の予定。