英ベンチャー企業のHeiloは、スマートフォンを利用したタクシー配車支援アプリ「Hailo(ヘイロー)」について、日本で初めてサービスを開始する。
グローバルなタクシーアプリ
「Hailo」は、2011年11月にロンドンでサービスを開始して以来、約1年半でロンドン、ダブリン、トロント、シカゴ、ボストン、マドリッドなどの世界の主要12都市でサービスを展開。すでに70万人を超える利用者を抱える。
日本ではKDDIとの資本・業務提携の下、利用者を探すドライバーとタクシーに乗りたい利用者のそれぞれの位置情報を取得し、短時間で最適なマッチングを提供する。
具体的には、利用者はスマートフォンにHailoアプリをダウンロードし、タクシーを利用したい時にアプリからタクシーを呼ぶだけで、契約しているタクシー会社の最寄りのタクシーが利用者の位置情報を確認し、迅速に迎車するというもの。
事前にクレジットカード情報を登録し配車依頼すると(用途に応じて事前にカード情報を複数枚登録可能)、降車時にドライバーがスマホにタクシー料金を入力するだけでカードレス、サインレスでのクレジット決済も利用できる。迎車、決済などの手数料は無料だ。
まずは、大阪の北港梅田ハイタク事業協同組合、ナニワ交通、仲川交通、オール大阪交通のタクシー会社でサービスを開始し、今後は国内の各都市へ広げていく方針。
海外を渡航する際も、Hailo提供都市では同サービスの利用が可能。また、海外から訪日した利用者も日本でカード決済の利用ができるため、東京五輪などを見据えたサービスインともいえそうだ。
アプリはGoogle PlayおよびApp Storeからダウンロードできる。
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