mixiが初めてのネイティブゲーム「スピナン」をリリースした。
「スピード」ベースのカードゲーム
この「スピナン」は、トランプゲームの一種「スピード」に「ソリティア」の要素を注入し、知力と判断力とアイテム力を駆使してカードを消していくスピードカードゲーム。画面左上に並べられたカードの上に、そのカードの前後の数字のカードを置いていく。例えば、3のカードの上には2か4のカードを置くことができる。90秒間で手元の全てのカードを置くことができればゲームクリアだ。
ミスタッチ数や残り秒数、連鎖などが高得点獲得の要素。置くことのできるカードを素早くタップしていくことや、爆弾付きカードなどのアイテムを適切なタイミングで使用していくことが求められる。単純なスピードも重要だが、どのような手順でカードを置いていくのかを判断する力が重要だ。
また、mixi・Facebook連携により、友だちと競いあったり助けあったりすることができる。最近だと、LINEゲームを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。
デザインは、LINE POPのオマージュなのか?
的確な判断とスピードを要求されるゲーム性は、かなり練りこまれており、ユーザ評価も上々だ。
しかし、どうしても気になってしまうのがゲーム内のUIデザイン。なぜそうなったのかは不明だが、デザインが大ヒットしたパズルゲーム「LINE POP」などのLINEゲームのものと非常に似通っているのだ。
下の画像は、左が「スピナン」、右が「LINE POP」のもの。ゲームプレイ画面以外のUIデザインは全体的にかなり似てしまっている。両者ともにお菓子をテーマにしたデザインコンセプトゆえ、類似してしまうのは仕方がなかったのだろうか。
ゲームとしての完成度は高い。それなのに、なぜ、これほどまでにデザイン面で「LINE POP」をオマージュしたものに仕上がったのか。そう疑問を感じざるを得なかった。