ドコモ、KDDI、SoftBankの国内大手通信キャリア3社が、発売の噂される廉価版iPhone「iPhone 5C」の販売を検討していることが明らかになった。日経新聞が10日、報じた。
国内の通信大手幹部が、iPhone 5Cについて「アップルが販売を要請してきたら前向きに考えたい」との考えを示し、販売の可能性を認めたとのこと。他社幹部も追随の意向を見せており、仮に一社の販売が決まればなし崩し的に二社以上での取り扱いが始まるものと思われる。
しかし、世界的に見ても従来のiPhoneの国内シェアが高い日本で、Appleが廉価版モデルの販売を要請する可能性は低いと指摘する声も。通信キャリア側にとってはiPhone販売に関して負担していた費用の軽減につながるため歓迎する向きはあるだろう。しかし、「おいしい市場」である日本でiPhone 5Cを販売するメリットとデメリットに関して、Appleがどのように考えているかは明らかではない。
iPhone 5Cが正式発表される見込みのApple新製品発表会は日本時間9月11日の午前2時から開始される。
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