欧州日産は9月9日、ドライバーと自動車をつなぐスマートウォッチ「Nismo Watch」を発表した。ドライバーのために設計したスマートウォッチを開発する自動車メーカーは、おそらく日産自動車が世界で初めてだろう。
「Nismo Watch」は、「370Z NISMO(フェアレディZ)」など、「Nismo(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)」によるコンプリートカーが対象となる模様。
Bluetoothを通じてスマートフォンのアプリを介し、スマートウォッチと車は連携する。
「Nismo Watch」とは
「Nismo Watch」は、運転する車の最高速度や平均速度、燃費を計測する。また、走行している都市の時刻と気温を表示し、道路が凍っている場合は注意も促す。心拍数を計測してドライバーの状態もチェックする。
そして、SNSにも対応。TwitterやFacebook、Pinterest、Instagramの新着メッセージを通知する。
将来的には、心電図(ECG)や脳波(EEG)、皮膚温度等も計測していく考えもあるようだ。
「Nismo Watch」はリチウム電池を使用し、通常の使用条件下での電池寿命は7日間。マイクロUSBで充電する。
カラーはレッド、ブラック、ホワイトの3色。発売日や価格、日本での展開などは未定。「フランクフルト・モーターショー(IAA)2013」で展示される予定。