様々なニュースサイトの記事を手軽に読めるアプリ「LINE NEWS」がGoogle PlayおよびApp Storeで公開された。
「人の手」でしっかり編集されたニュース
まずアプリを起動すると、最上部にその時に話題になっているトップニュースが写真ベースで一覧表示される。写真を左右フリックでスクロールしながら、ヘッドラインをスムーズに眺められる。
その下には、様々なニュースが短いタイトルで縦に並ぶスタイルとなっている。「3分で話題がわかる」と謳われるように、スクロールも軽快でニュースを俯瞰しやすい設計となっている。
一覧性の高いニュース要約ページ
各記事のページでは、イメージ画像・内容の要約文・元記事へのリンクが一画面に表示され、パッと見でその話題の全体像を知れるのが特徴。
要約文は、LINE NEWS編集部が人力で元記事の要点をざっくりと数行にまとめているだけあり、記事全文を読まなくても概要がすっと頭に入ってくる。
関連記事や元記事もしっかり読める
さらに読みたい場合は、元記事へのリンクをタップしてブラウザ経由でチェック可能。また、そのニュースの関連記事も数本まとめられているので、深く広く読みたい人にも便利だ。
そのほか、LINEをはじめとした各種SNSへの共有も手軽に行える。
「続報」をプッシュ通知してくれる独自機能
LINE NEWSの独自機能として注目したいのが、「続報中」機能だ。話題の事件やニュースなどを、第一報から現在までの流れを時系列にまとめてトピック表示している。
ある事件の犯人が逮捕されたというニュースでは、事件の発端など関連した過去のニュースが一覧表示され、スクロールしていくだけで原因や経緯といったことがチェックできるわけだ。
さらに、一度閲覧したニュースはアプリが自動認識し、関連記事を「続報」としてプッシュ通知までしてくれる。
たとえば筆者は練馬区に住んでおり、先日同区内で起きた小学校児童切りつけ事件の行方が気になり、LINE NEWSの「続報中」で閲覧した。
特に設定は行わなかったが、その後に関連ニュースが出るとプッシュ通知で知らせてくれ、非常に重宝している。
定時配信は公式アカウントを友だち追加
これまでLINEの公式アカウントとしてニュースを自動配信してきた「LINE ニュース」は、「LINE NEWS」と名称を改めた。
アカウントは引き続き存在するが、今後は「LINE NEWS」アプリの中で扱っている記事を定時配信していく。
アプリからは、右上の[≡]ボタン→歯車アイコンとタップして設定画面に進み、[定時配信を受け取る]の項目から友だち追加することができる。
「Yahoo!トピックス」超えを目指すともいわれる、ニュースリーダー「LINE NEWS」。スマートフォン時代の「王道」ニュースサービスとなるべく、スマホユーザーに最適化する新しいニューススタイルを提案していくのだろうか。