楽天モバイルの「iPhone 1円キャンペーン」などで広く活用されている「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」。月々の支払いを劇的に抑えられる一方で、「返却のタイミングを1カ月でも間違えると、数千円単位で損をする」というシビアな側面もあります。
特に、1〜24回目の支払いが1円に設定されているキャンペーンを利用している人にとって、25カ月目の立ち回りは非常に重要です。本記事では、買い替え超トクプログラムの返却方法を紹介。あわせて、2026年5月に契約したケースを例に、「いつ返却するのがベストなのか」を徹底解説します。
25カ月目は具体的にいつ? 2026年5月スタートでシミュレーション
買い替え超トクプログラムの仕様上、24回分の支払いが完了した直後の25カ月目に端末を返却するのが、最も支払い額を抑えられる(実質半額になる)タイミングです。
具体的には、25カ月目の間にオンラインでの返却手続きを完了させ、翌月15日までに端末の返送を完了させる必要があります。
「25カ月目」とは、製品を受け取った月を1カ月目として数え、ちょうど2年が経過した月のことです。
たとえば2026年5月中に製品を受け取った場合、2028年5月中に返却の申請をおこない、6月15日までに返送を完了させるのが理想です。「申し込み月」ではなく「製品を受け取った月」が基準になる点に注意してください。
- 2026年5月(1カ月目):製品を受け取った月
- 2026年6月〜2028年4月:分割払い(継続)
- 2028年5月中(25カ月目):★返却のベストタイミング
- 2028年6月15日まで:返送キットを発送(必着)
買い替え超トクプログラムの「返却方法」5ステップ
返却手続きは「my 楽天モバイル」から簡単におこなえます。
25カ月目になったらmy 楽天モバイルから申請
メニューボタンをタップ
「製品情報」に進む
端末の返却期間の確認や返却手続きは、my 楽天モバイルで確認が可能です。my 楽天モバイルにアクセス・ログインしたら右上のメニューボタンをタップして「製品情報」に進みます。
「製品の詳細・保証のお手続き」に進む
「各種手続き」をタップ
[製品の詳細・保証のお手続き]→[各種手続き]の順にタップします。
「プログラムの解約」をタップ
「製品を返送する」をタップ
25カ月目に到達した後に[プログラムの解約]または[新しい製品に乗り換え]をタップすると、返却手続きを開始できます。25カ月目に到達する前にタップした場合、いつから返却できるか確認できます。
「新しい製品に乗り換え」をタップ
再び「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用して端末を購入したい場合は、[新しい製品に乗り換え]をタップして案内通りに操作すればOKです。新製品が届いてから、20日以内に端末を返却しましょう。
本人確認を済ませる
書類画像のアップロード、またはeKYC(オンライン本人確認)を完了させたら、申請完了です。半額免除を実現するには、ここまでの工程を25か月目の末日までにおこなう必要があります。
端末を初期化する
消去内容を確認し[続ける]をタップ
iPhoneの場合はiCloudの解除処理と端末の初期化、Androidの場合は端末の初期化をおこなってください。あわせて、iPhoneの「探す」機能(アクティベーションロック)や、AndroidのGoogleアカウントロックなども忘れずに解除しましょう。
データの消去やアカウント連携の解除が不十分で、楽天側で再利用不能な状態だと「受付不可品」とみなされます。最悪の場合、残債免除の対象外となってしまう可能性もあります。
申請月の翌月15日までに返送を完了させる
後日届く返送キットが届くので梱包し、申請月の翌月15日までに返送を完了させてください。返送用着払い伝票や緩衝材などはキットに同梱されているので、用意する必要はありません。
製品状態の確認(審査)を待つ
返却後の審査で端末に問題がなければ、残債はすべて免除され、負担額は0円となります。ただし、故障などの不備が見つかった場合は、故障費用2万2000円(不課税)が請求されるため注意が必要です。
審査結果は端末到着から1週間〜10日前後で確定し、メールにて通知されます。
返却時に知っておくべき3つの注意点
端末の返却時は、「事務手数料」「端末の故障・破損」「返送期限」この3点に特に注意してください。
注意点1:事務手数料3300円がかかる
端末の支払いは免除されますが、返却の手続き自体に事務手数料3300円が必要です。これは返却した翌月以降に請求されます。
事務手数料3,300円(税込)は、本プログラムの解約(製品を返却する)を申請した月の翌月4日ごろに料金が確定、翌月11日~13日ごろにカード会社へご請求します。
2028年5月に返却申請をした場合、料金確定は2028年6月4日ごろ、カード会社への請求は2028年6月11日〜13日ごろおこなわれます。
注意点2:端末が故障・破損していると2万2000円が請求される
返却した端末に画面割れや大きなキズ、水没などがある場合、故障費用(2万2000円、保証加入時は2200円など)が発生します。
最悪の場合、プログラムの特典(残債免除)が受けられなくなるケースも。発送前にしっかり状態を確認しましょう。
お支払いが必要な場合、状態確認後にメールでお知らせいたします。通知した翌月以降、月々の支払いに設定されている支払い方法にて、ご請求させていただきます。
- 良品:そのままご返却いただけます。追加の費用はございません。
- 損傷品:そのままご返却いただけますが、故障費用22,000円(不課税)のお支払いが必要になります。
- 受付不可品:そのままご返却いただけますが、残債の全額お支払いが必要になります。
端末に故障が見つかった場合の費用については、製品の査定が完了し、メールで通知された月の「翌月」に請求される仕組みとなっています。
注意点3:返送期限の「15日」を過ぎない
5月中にオンライン上の申請を完璧に済ませたとしても、決して油断はできません。最大の落とし穴は、端末の「返送期限」にあります。
プログラムの規定では、申請した翌月の15日までに端末が楽天モバイル側に到着、あるいは受付処理される必要があります。たとえば2026年5月中に製品を受け取った場合、2028年5月中に返却の申請をし、6月15日までに返送を完了させてください。
この期限を1日でも過ぎてしまうと、システム上「返却意思なし」とみなされたり、手続きが次月扱いにズレ込んだりするリスクが生じます。その結果、本来払わずに済むはずだった25回目の支払い確定してしまうのです。
返送キットが自宅に届くまでの郵送タイムラグや配送トラブルの可能性も考慮して、「キットが届いたらその日のうちに梱包して発送する」くらいのスピード感で作業するのがおすすめです。
買い替え超トクプログラムの「返却」に関するよくある疑問
返却タイミングについて、細かい仕様が気になる人も多いはず。よくある疑問をまとめました。
25カ月目以前に返却することはできる?
原則できません。プログラムの仕様上、返却が可能になるのは最短でも「25カ月目」からです。
買い替え超トクプログラムは48回払いを前提としており、そのうちの半分(24回分)を支払い終えることで、初めて「製品を返却して残りの支払いを免除する」という権利が発生します。
24回分の支払いが終わるのが最短で「24カ月目」となるため、実際に返却の手続き(権利の行使)ができるようになるのは、翌月の25カ月目からとなります。
25カ月目に到達前にプログラムを解約したらどうなる?
25カ月未満の解約の場合、残債の一括支払いが必要になります。製品の回収はありません。
買い替え超トクプログラムの解約自体はいつでも可能ですが、24回分の支払いが完了する前に解約した場合、「残債の免除」という特典を受けることができません。公式サイトにも、以下の通り記載されています。
25カ月未満の解約の場合、残債の一括支払いが必要になります。製品の回収はありません。
特典が受けられない以上、購入した端末の代金(48回払い分)はすべてユーザーの支払い義務として残ります。返却して残債を消すという選択肢が選べないため、実質的に「一括で清算する」ほかありません。
25カ月目に返却した場合、25カ月目の支払いはどうなる?
期日どおりに返却がおこなわれたら、25カ月目の料金は発生しません。
「25か月目に返却しても、その月の分は払わなければならないのでは?」と疑問に思う人が多いでしょう。
筆者が楽天モバイルへ直接確認したところ、「25カ月目の期間中にオンラインでの手続きを完了させ、翌月15日までに端末の返送が確認できれば、25回目の請求は発生しない」との回答を得られました。
つまり、25カ月目に入ってすぐアクションを起こせば、支払いを「24回分」ジャストで止めることができるというわけです。
返却時に「箱」や「付属品」は必要?
原則、本体のみで大丈夫です。
購入時の外箱や充電ケーブル、説明書などの付属品を一緒に返す必要はありません。逆に、自分で購入したケースや保護フィルム、SIMカードなどは必ず取り外してから返却してください(返却後にこれらを返してもらうことはできません)。
付属品やSIMカード等の製品以外の物品を返却された場合、当社で破棄します。
製品以外の物品が送付された場合は、返却できません。あらかじめご了承ください。
楽天モバイル側が回収・査定の対象としているのはあくまで「端末本体(旧製品)」のみです。箱やケーブル、説明書などは「製品以外の物品」として扱われ、送っても返却されず破棄の対象となります。
25カ月ぴったりに返却できなかったらどうなる?
26か月目以降も返却は可能ですが、負担金は大きくなります。
もし25か月目に返却しそびれても、プログラム自体は継続されます。以降も、いつでも返却申請は可能です。
ただし、25回目以降の支払いを続けるのは、将来免除される金額が減っていくことになります。最もお得に済ませたいなら、やはり25カ月中の手続きがベストです。
製品を返却しない(使い続ける)場合はどうなる?
48回分をすべて支払い終えると、端末は完全に自分のものになります。
25カ月目になっても返却申請をおこなわなかった場合、特別な手続きは不要でそのまま端末を使い続けることができます。
最終的に48回分をすべて支払い終えると、端末は完全に自分のものになり、返却の必要もなくなります。
返却時に楽天モバイルの「回線契約」は必要?
楽天モバイル回線を解約していても、端末の返却(残債免除)は可能です。
「買い替え超トクプログラム」は端末の購入契約に紐づくものなので、途中で楽天モバイルの回線を解約したり、他社へ乗り換えていたりしても、プログラムの権利は維持されます。
回線の解約後も、「my 楽天モバイル」へログイン(楽天IDを使用)し、同様の手順で返却申請をおこなうことができます。