PayPay、スマホの標準カメラでQRコードの読み取り・決済が可能に

より素早くQRコード決済ができる
PayPay、スマホの標準カメラでQRコードの読み取り・決済が可能に

PayPayは2024年12月10日、スマホに標準搭載のカメラアプリでPayPayのQRコードを読み取って決済ができるようになったと発表しました。

これまでPayPayでQRコードをスキャンして決済する際には、PayPayアプリを起動してホーム画面の「スキャン」アイコンからカメラを起動する必要がありました。PayPayによれば、その仕様を知らず、スマホの標準カメラアプリでQRコードを読み取って失敗するケースが多数発生していたといいます。

PayPay QRコード カメラアプリ

今回、新たにスマホの標準カメラアプリによるQRコードの読み取りに対応。カメラアプリでQRコードを読み取ると専用のWebページが開かれ、「PayPayアプリに行く」をタップしてPayPayの支払画面に遷移するようになりました。これにより、決済前にいちいちPayPayアプリを起動する手間が省け、QRコードの読み取り失敗も回避できます。なお、標準のカメラアプリ以外での読み取りはサポートの対象外となっています。

スマホの標準カメラでQRコードをスキャンすると開かれる専用のWebページには、一定の制限が設けられています。制限を超えるとエラー画面に切り替わるため、誤って同じQRコードを何度も読み取って連続で決済してしまうケースや、不正利用などを防止します。

EDITED BY
TOKIWA