PayPay、「ウォレット」をリニューアル PayPay関連の金融サービスを一括管理できるように

オートチャージ設定なども「ウォレット」から可能になった

PayPayは2023年10月11日、PayPayアプリの「ウォレット」をリニューアルし、PayPay資産運用やPayPay銀行などの情報も確認できるようになったと発表しました。

PayPay ウォレット

これまでPayPayの「ウォレット」では、PayPayの残高や利用履歴、PayPayカードで使える金額、PayPayポイント数などが確認できました。今回のリニューアルにより、これらの情報に加えて、PayPay資産運用の運用残高や評価損益、PayPay銀行の円普通預金残高をチェックできるようになりました。さらに、2023年10月下旬以降には、PayPayカードの利用金額と請求金額の情報も「ウォレット」で閲覧できるようになる予定です。

PayPay ウォレット

リニューアル前の「ウォレット」。PayPayポイントの情報は画面下部に表示されていた

PayPay ウォレット

リニューアル後は、「貯まったポイント」としてPayPay残高の下部に配置。「ウォレット」画面下部では金融サービスの設定も可能に

既存の情報も、リニューアルに伴ってレイアウトや見せ方が変わっています。PayPayポイントの情報は、従来「ウォレット」画面の最下部に表示されていましたが、「PayPay残高」の下部に「貯まったポイント」として表示されるようになりました。「貯まったポイント」をタップすると、PayPayポイントの詳細情報を確認できる画面にアクセスできます。

なお、PayPay残高のオートチャージ設定やチャージ用銀行口座の追加、PayPayマネーの銀行口座への出金申請といった、一部の金融サービスの設定も「ウォレット」内で変更できるようになっています。

「ウォレット」のリニューアルにより、ミニアプリや各設定画面に分散していたPayPay関連の金融サービスを、ひとつのページで管理できるようになります。金融サービスをPayPayブランドで統一している人は、アプリの利便性がかなり向上するでしょう。

EDITED BY
TOKIWA