Twitterは2023年3月16日(米国時間)、ツイートがブックマークに登録された数の表示をiOS版Twitterで開始したと発表しました。
ツイートのブックマーク機能は、いいねやリツイートと異なり、投稿者に通知されることなくツイートを保存できるプライベートな機能です。ブックマークは自身のみが閲覧でき、他のユーザーのブックマークは閲覧できません。
We love Bookmarks for saving Tweets to revisit later. Starting today on iOS, you’ll now see the total number of times a Tweet has been bookmarked on Tweet details.
— Twitter Support (@TwitterSupport) March 16, 2023
今回、Twitterは投稿されたツイートのブックマーク数を表示するよう仕様を変更しました。ブックマーク数は、他のユーザーによってブックマークに追加された数を示します。ツイートのブックマーク数は、各ツイートの詳細画面を開くと確認可能です。

ブックマーク数はツイートの詳細画面で確認可能
ただ、ブックマークのプライベート性は維持されており、どのユーザーがそのツイートをブックマークに追加したか、といった情報は公開されません。もちろん、ツイートの投稿者でもブックマークに登録したユーザーは確認できないようになっています。
Twitterは、従来のいいねやリツイートの数だけでなく、インプレッション数を表示するなど、ツイートへのエンゲージメントの可視化を進めています。いいねやリツイートだけで計れなかったツイートの指標が把握できるようになる一方で、ユーザーの承認欲求を煽る形になっているとも言えるでしょう。