Instagramは、一部クリエイターに対してアフェリエイト機能の拡充や、クリエイターとビジネス（ブランド）の協業を促進する新機能「ブランドコンテンツパートナーシップ機能」のテスト導入についてを発表しました。
アフェリエイト機能を利用する一部クリエイターは、ショップ開設が可能に
2021年6月から米国でテスト導入されている、アフェリエイト機能についてもアップデートが発表されています。商品タグを個人の投稿に追加し、その商品が売れればコミッションが受け取れるというものです。
アフェリエイト機能のテストに参加している米国の一部クリエイターは、自身のプロフィール画面にショップ開設ができるようになります。これにより、紹介している商品をまとめてプロフィール上に表示させ、より多くのアフェリエイト報酬を得られます。
ブランドコンテンツパートナーシップ機能をテスト
またインスタグラムは、米国で「ブランドコンテンツパートナーシップ」機能をテスト導入開始しました。これは、ブランドコンテンツを通じて協業パートナーを探すクリエイターとブランドが出会う機会を提供し、コミュニケーションを簡単に取れるようにする仕組みです。
現状、ブランドコンテンツパートナーシップ機能は、 e.l.f. Cosmetics、Eva NYC、Dr. Dennis Gross、Hawthorne、Keys Soulcareなど、米国を拠点とする一部のクリエイターとブランドが対象となっています。
クリエイター側の画面
パートナーシップ機能を使うと、クリエイター側は協業したいブランドをリストへ追加でき、そのブランドが協業クリエイターを探すときに当該クリエイターが優先的に表示されるようになります。
ブランド側の画面
ブランド側は、コラボレーションを希望するクリエイターリストを見られるようになるほか、フォロワー数・年齢などをフィルターしてクリエイターを検索できるようになります。キャンペーンに適したパートナー検索が実現するでしょう。
また、ブランドコンテンツに関連するDM（ダイレクトメッセージ）を管理しやすくする目的で、該当メッセージを分類する専用フォルダも追加されます。
クリエイターに届くメッセージの中からブランド（ビジネス）についてのDMのみを専用フォルダに表示させ、協業のチャンスを逃さないようにするといった狙いがあります。
