ツイッター、“白熱した会話”に対する注意喚起表示をテスト中

一呼吸をおいて落ち着いたタイムラインへ

Twitterは2021年10月6日(米国時間)、Twitter上での白熱した会話に対する注意喚起をスマホアプリ(iOS/Android)で表示するテストを開始しました。

Twitter上では賛否のある話題に関する議論が日常的におこなわれています。テキストベースでの議論では、ときに感情的になったり強い言葉を使ってしまったりする場面がしばしば見られます。

Twitter 注意喚起

左:白熱している会話に表示される注意喚起 右:その会話に参加する際に表示されるメッセージ

今回のテストは、そういった会話・議論が起こっているツイートに、白熱しやすい話題である旨の注意喚起を表示し、より健全な会話になるようサポートすることを目的としています。また、ユーザーが会話に参加する際には、相手へのリスペクトやファクトの重要性、多面的な視野が持つ価値についてのメッセージが表示されます。相手にリプライを送るためには、メッセージを確認した上で「参加する」ボタンを押す必要があるので、カッとなっての投稿に対して歯止めとなり、落ち着いた会話を促す効果が期待できそうです。

Twitterは、過去にも記事のリツイートの際や、攻撃的な文言を含むリプライを送信しようとする際などに、ユーザーに内容を確認するよう促す注意喚起を導入してきました。今回のテストも、一連の“タイムラインの健全化”に向けた対策の一つと言えるでしょう。

EDITED BY
TOKIWA