ソフトバンクが2012年夏モデルを発表

SoftBankは5月29日、2012年のスマホの夏モデルを発表した。今回発表されたソフトバンクの夏モデルは、7月上旬より順次発売される予定だ。

現時点で発表されている新製品は、「AQUOS PHONE Xx 106SH(7月上旬以降発売予定)」、「ARROWS A 101F(7月下旬以降発売予定)」、「PANTONE 5 107SH(7月中旬以降発売予定)」、「AQUOS PHONE 102SH2(7月上旬以降発売予定)」。

同時に発表会を行ったウィルコムからは、「DIGNO DUAL WX04K」が発表された。発売日は、6月21日を予定している。

各端末の特徴は、下記の通り。

AQUOS PHONE Xx 106SH

Android4.0を搭載したシャープのスマートフォン。サイズは約130×67×10.7mmで、重さは144g。

ディスプレイは4.7インチHD(1280×720ドット)液晶で、バッテリー容量は1900mAh。メインカメラの有効画素数は、約1210万画素/CMOS。

1.5GHzデュアルコアCPU「MSM8260A」を搭載しており、下り最大42Mbpsを実現する「ULTRA SPEED」と「プラチナバンド(900MHz帯)」対応している。

防水、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイ対応。カラーはラディアントホワイトとブラックの2色。

発売時期は、7月上旬以降を予定している。

ARROWS A 101F

Android4.0を搭載した富士通のスマートフォン。サイズは約130×64×9.9mmで、重さは138g。

「プラチナバンド(900MHz帯)」と「ULTRA SPEED」、防水、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイに対応。

1.5GHzのデュアルコアCPU「MSM8960」を搭載しており、メインカメラの有効画素数は約1310万画素/CMOS。

ディスプレイは4.3インチの有機EL(960×540ドット)。カラーはシアン、マゼンタ、ブラックの3色。

発売時期は、7月下旬以降を予定している。

PANTONE 5 107SH

シャープ製のスマートフォンで、カラーが8種類ある。
注目の機能は、かんたんな操作で放射線のひとつである空間中のガンマ(γ)線を0.05μSv/h~9.99μSv/hの範囲で測定できる放射線測定機能を搭載していること(μSv/h=毎時マイクロシーベルト)。

「プラチナバンド(900MHz帯)」、防水、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイに対応。「ULTRA SPEED」には対応していない。

サイズは約115×58×12mmでコンパクト、重さはまだ発表されていない。

OSはAndroid4.0で、ディスプレイは約3.7インチ(854×480ドット)。メインカメラの有効画素数は約490万画素/CMOS。

発売時期は、7月中旬以降を予定している。

AQUOS PHONE 102SH2

シャープ製のスマートフォンで、「プラチナバンド(900MHz帯)」に対応。下り最大21Mbpsの「ULTRA SPEED」にも対応している。

ディスプレイは、4.5インチの高精細HD液晶(1280×720ドット)を搭載。

メインカメラの有効画素数は、約1210万画素/CMOS。

防水、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイに対応。OSはAndroid2.3で、2012年夏以降にAndroid4.0へのアップデートを予定している。

サイズは約 65×128×9.8mmで、137g。カラーは、クラッシーブラック、シルバー、ピンクの3色。

発売時期は、7月上旬以降を予定。

DIGNO DUAL WX04K

ウィルコム初のAndroid搭載スマートフォンで、京セラ製。OSはAndroid2.3で、時期は明らかにされていないが、Android4.0へのアップデートを予定している。

PHSと3Gのデュアル方式で、3Gの音声通話にも対応しているので、PHS圏外時は3Gで通話も可能。

1.2GHzデュアルコアCPUを搭載。下り最大21Mbpsを実現する「ULTRA SPEED」にも対応。

ワンセグと赤外線通信、防水には対応しているが、おサイフケータイには対応していない。

サイズは64×130×10.7で、148g。ディスプレイは約4.0インチで、メインカメラの有効画素数は約500万画素/CMOS。

カラーはホワイト、ブラック、ピンク、グリーンの4種類。

2012年6月21日に発売を予定している。