LINEには従来、自分のプロフィールに近況などを表示できる「ひとこと」機能がありました。iPhone/Android版アプリのバージョン5.3.0以降では、ひとこと機能が「ステータスメッセージ」として変更されました。この履歴をKeep機能を使って保存する方法も紹介します(現在、履歴の保存機能は利用できなくなりました)。
「ひとこと」と「ステータスメッセージ」の違い
ひとことは、自分の近況や気分などをプロフィール上で表現できるミニメッセージですが、いつでも更新することができ、今まで書いてきた内容の履歴も確認することが可能でした(自分のひとことのみ)。
しかし、新しい「ステータスメッセージ」においては、現在設定している内容しか見ることができなくなっています。これが両者の一番の違いです。これまでの履歴は消えちゃったの!?と思うかもしれませんが、そこは最低限の救済措置が残されています。
LINEアプリをバージョン5.3.0にアップデートした場合、バージョン5.3.0以前のひとこと履歴は、LINE上にテキストや写真などのデータを保管できるストレージ機能「Keep」へ保存することができるようになっています。
※2017年7月現在、Keepへの履歴保存機能は廃止されています。
ひとことの履歴を保存する方法(キープ)
※2017年7月現在、Keepへの履歴保存機能は廃止されています。
LINEの[その他(…)]タブから[プロフィール(画像)]→[ステータスメッセージ]と進みます。
ステータスメッセージの編集画面に遷移しますが、ここで下部にあるグレーの[Keepに保存]ボタンをタップすると、テキストファイルでKeep内に更新履歴データが格納されます。
ただしこの履歴データは、以前のようにLINEのトーク風デザインでは復元できず、貧弱なテキストメッセージでのみ確認できます。スタンプなども加えて日記風に使っていたユーザーには、嬉しくない仕様変更かもしれません。
LINEのKeep(キープ)機能の使い方──写真・動画・ファイル等の保存方法と見方、消し方などを解説
ステータスメッセージでは入力できる文字数制限が強化?
ステータスメッセージも、ひとこと同様に更新することができます。LINEの[その他]タブから[プロフィール](自分のアイコン)→[ステータスメッセージ]と進んだ画面で、入力内容を変更するだけです。
ただし、ステータスメッセージでは、従来のひとことにおいて入力できた文字数より限定されているようです(プロフィール上に表示できる文字数は変わっていないとみられます)。
20字を超えるひとことを設定していたユーザーがステータスメッセージで内容を変更すると、ひとこと時代のメッセージ(字数)には戻せなくなってしまう点に注意が必要です。
※現在、ステータスメッセージ機能(旧ひとこと機能)の文字数制限は大幅に緩和されています(500文字まで入力可能)。
実は3年前も「ひとこと」が「ステータスメッセージ」になっていた
実は、LINEは2012年8月にも「ひとこと」を「ステータスメッセージ」という名称に変更しており、今回同様、ひとことの更新履歴が閲覧できない仕様になったことがありました。
この時はホーム・タイムライン機能が新たに搭載されたことに伴い、近況などはホームに投稿してもらおうという意図のようでしたが、「過去の自身の投稿を閲覧できるようにしてほしい」というユーザーの要望を受け、結局「ひとこと」という名称に戻し、次バージョンから履歴を見られるようにしています。
LINE、「ひとこと」の投稿履歴を再度閲覧可能に(2012年8月)
そして3年の時を経て「ステータスメッセージ」が再登場したわけですが、またもや「ひとこと」に戻ることはあるのか、密かに注目です。
※2017年2月現在、ステータスメッセージで定着したようです。ステータスメッセージの詳しい使い方については、下記の記事を参照してください。