防水・軽量・大容量バッテリーでフルセグも、ドコモ「ARROWS Tab F-02F」タブレットレビュー・スペック一覧

2013-10-16 17:48

「ARROWS Tab F-02F」は、10.1インチのWQXGA液晶を搭載し、LTEにも対応した富士通製のAndroidタブレット。高精細なディスプレイでフルセグ録画も楽しめるほか、指紋認証を行うことで利用者を切り替えたり、あんしんモードを備えるなど、家族で共有することも可能だ。

家族で使えるハイスペックタブレット

10.1インチのディスプレイは、タブレット最高クラスの解像度WQXGA（2,560×1,600ピクセル）を誇るTFT液晶を採用。色彩や質感を忠実に再現する富士通独自の映像処理エンジンXevicも搭載し、写真や動画、ゲームなどのコンテンツを大画面で美しく迫力をもって楽しめる。

フルセグに対応し、テレビがない部屋や外出先でも地デジ放送を視聴・録画できる。電波が届きにくい屋内でも、同梱のSUB同軸変換ケーブルを使うことで、安定した視聴が可能。また音声面でも、Dolby Digital Plusと前面のステレオスピーカーで、高品質なサウンドを実現するという。

バッテリーは9,600mAhの大容量を搭載しながらも、519gの軽さ、厚さ約8.9mmの持ち運びやすいスリムボディに仕上がっており、デザインも白ベースでスタイリッシュな印象だ。また、風呂でも楽しめる防水（IPX5/8）・防塵（IP5X）性能を備える。

「ARROWS Tab F-02F」では、家族それぞれがカスタマイズした専用のホーム画面を持つことが可能。本体前面にあるスマート指紋認証センサーに指紋を登録しておき、ロック解除時にセンサーをなぞるだけの操作で、それぞれの利用者を切り替えることが可能となっている。

また、子ども向けに利用制限ができるモード、シニア向けの簡単なモードも用意される。子ども向けでは、利用可能な時間帯や1日の利用上限時間などを設定できるほか、アプリの利用履歴を確認することなどが行える。

シニア向けには、アイコンの配置がシンプルで見やすいホーム画面や設定メニュー、50音入力の文字入力に対応するなど、大画面ならではのインターフェイスを提供している。

背面のメインカメラは810万画素、インカメラは130万画素。OSはAndroid 4.2を搭載する。

内蔵ストレージは64GBと大きく、大容量のコンテンツを保存できそうだ。最大64GBのmicroSDXCをサポート。通信は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MhzとクアッドバンドのLTE（Xi）に対応し、受信時最大150Mbpsの通信速度となる。

そのほか、防水・防塵、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、NOTTV、テザリングなどに対応するが、赤外線通信には非対応となる

サイズは約261×169×8.9mm、重さは約519g。カラーはWhiteのみの展開となる。発売は2013年12月上旬の予定。なお、2013年10月10日正午から発売前日まで、事前予約を受け付けている。