NTTドコモの解約はいつがいい? 最適なタイミングを解説

解約するならおすすめは月末
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NTTドコモを契約中で他社への乗り換えを検討していて、どのタイミングで解約すればいいのか迷っている人もいるはず。解約月の日割りの有無やプラン料金以外に費用が発生するのかなど、解約時に気になる点も多くあります。

本記事では、ドコモを解約する際の最適なタイミングについて解説。ドコモ解約時に注意したいポイントもまとめています。

ドコモを解約するベストタイミングは「月末」

ドコモを解約するのにベストなタイミングは「月末」となります。ドコモは解約月に日割りが適用されず、満額請求されるためです。

ただしドコモから他社に乗り換える場合は、月末ギリギリだと不備があった際に月を跨いで翌月分の料金が発生してしまったり、一部のオプション料金は日割りが適用されなかったりと注意すべきポイントもあります。

解約月の料金は満額請求される(日割りなし)

ドコモの料金締め日は月末で、毎月1日から月末までの利用料金が翌月に請求されます。ドコモ最終月(解約月)の利用料金は、どのタイミングで解約しても月末までの利用料金が満額請求となり、日割りが適用されません。

それなら、月末近くまでドコモを利用したほうが無駄も少なくなります。ドコモから他社に乗り換え(MNP)する際も、ドコモの締め日である月末近くにおこなうのがおすすめです。

乗り換えおすすめ期間

月末近く(23日~26日)に乗り換えるのがおすすめ

乗り換え(MNP)の場合、ドコモの月額料金と乗り換え先の初月料金を二重請求されるケースが多いです。乗り換え先の締め日が月末で、初月料金が日割りされる回線であれば、月末に近いほど二重払いになる期間が短くなり、乗り換え先での初月料金を抑えることができます。

しかし、乗り換え先の回線をWebから申し込みする場合、審査に要する時間やSIMカードなどの製品が届くまでの日数も考慮しなければなりません。審査完了から製品が届くまでの日数は早くて2~4日ほど、遅くなると1週間ほどが見込まれるため、ドコモの締め日の8日~4日前に乗り換えを完了させられるよう計画するとよいでしょう。

月末ギリギリを狙って乗り換えようとすると、不備などで開通が遅れるとドコモの締め日を跨ぎ、翌月分の料金が発生してしまう可能性があります。

ドコモ解約後のおすすめ回線は?

ドコモ解約後にどの回線を契約しようかと迷っている人は楽天モバイルがおすすめです。楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」なら月額3278円で高速データ通信を無制限で使い放題となります。

楽天モバイル

たとえばドコモの「ドコモMAX」は月額8448円でデータ無制限となる料金体系です。楽天モバイルならデータ無制限で使えて、月々の料金も5000円以上節約できます。また、専用アプリ「楽天リンク」を使えば他社携帯・国内通話も無料でかけ放題です(一部番号除く)。

ドコモから楽天モバイルに乗り換えるなら、「三木谷キャンペーン」を利用して申し込むことで1万4000ポイントを獲得できます。

三木谷キャンペーンならドコモからの乗り換えで1万4000ポイントもらえる

一部のオプション料金は日割りが適用される

ドコモFAQ

一部のオプション料金は解約時に日割りが適用される

「留守番電話サービス」や「キャッチホンサービス」など、一部のオプション料金は解約月に日割りが適用されます。他にも、「あんしん遠隔サポート」や「あんしんセキュリティ」といったサポート関連のオプションも、解約時の月額料金は日割り対象です。

しかし、ドコモが提供するオプションの多くは、解約月にオプションの利用料金が日割り適用されません。たとえば音声オプションの「5分通話無料オプション」(月額880円)や「かけ放題オプション」(月額1980円)に加入している場合、どのタイミングで解約してもオプション料金は満額請求となります。

ドコモ解約後でも利用できる「dアニメストア」や「Lemino」といった動画配信系のオプションも日割りが適用されません。ドコモ解約後に利用する予定がなければ、これらのオプションも忘れず解約しておきましょう。

ドコモを解約するときに確認・注意したいポイント

ドコモを解約する際に確認・注意したいポイントをまとめました。

乗り換え先の事務手数料と初月料金の日割りの有無

乗り換え先によっては、契約する際の事務手数料がかかります。初月料金の日割りの有無もチェックしておきましょう。

  契約事務手数料 初月料金の日割り
ソフトバンク

店頭4950円/Web3850円

あり
au 3850円(店頭/Web) あり
楽天モバイル 無料(※1) なし(締め日(月末)までのデータ使用量に応じて満額請求)
ahamo 無料
  • ドコモからahamoに変更の場合は日割りなし
  • 新規契約や乗り換え(MNP)の場合は日割りあり
povo2.0 無料(※2) なし
ワイモバイル 店頭4950円/Web3850円 あり
LINEMO 3850円(Web) あり
UQモバイル 3850円(店頭/Web) あり
HISモバイル 3300円(Web) なし
mineo 3300円(Web) あり
イオンモバイル 3300円(Web/店頭) あり
y.u mobile 3300円(Web) あり

(※1)2025年11月19日以降に契約をした際、同一名義で累計5回線以上(過去に解約した回線含む)契約の場合、1回線あたり3850円の契約事務手数料が発生(累計4回線目までは無料)
(※2)過去1年以内に同一名義でpovo2.0を累計5回線以上契約の場合、累計6回線目以降、1回線あたり3850円の契約事務手数料が発生

楽天モバイル 契約事務手数料

たとえば楽天モバイルの場合、契約事務手数料は無料

初月料金の日割りは、多くの回線で適用されています。契約事務手数料もほとんどの回線で請求されますが、「楽天モバイル」「ahamo」「povo2.0」では無料となっています。

契約事務手数料が請求される回線においては、契約事務手数料の割引・無料キャンペーンが実施されていることもあります。自身が乗り換えを検討している回線の公式サイトなどで、キャンペーンの内容を申し込み前にチェックしてみてください。

端末の残債(分割代金)

My docomo料金内訳
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MY docomoにて端末代金の残り支払い回数や支払い金額が確認できる

ドコモで端末を分割購入した場合、残債が残っていれば解約後もドコモから分割代金を請求されます。分割代金の残り支払い回数は、My docomoからdアカウントでログインすれば確認できます。残債の一括精算は、ドコモショップまたはd gardenにて受け付けをしています。

解約後の家族割の影響

家族割グループ変更

解約するドコモ回線が家族割グループの主回線だった場合、グループから別の回線を主回線に変更

解約するドコモ回線が家族割グループの主回線だった場合、家族割グループの副回線に適用されている家族割が廃止になる可能性があります。主回線を解約する際は、解約前に同一の家族割グループ内の副回線を新しい主回線に変更する必要があります。

主回線と副回線の変更はMy docomo(Web)からおこなえますが、家族割グループ内の契約状況によってはWebでの手続きができない可能性があります。Webで変更ができない場合は、ドコモショップまたはd gardenでの手続きが必要です。

乗り換え後のドコモメールの利用は有料

ドコモメール持ち運び

ドコモ解約後も「@docomo.ne.jp」ドメインのキャリアメールを利用するには、「ドコモメール持ち運び」への申し込みが必要です。ドコモメール持ち運びは、ドコモが提供する有料のメール持ち運びサービス。他社に乗り換えた後でもドコモ契約時に使用していたキャリアメールをそのまま使えます。

1メールアドレスあたりの料金は月額330円です(初回申し込み日から31日間は月額使用料が無料)。ドコモ解約後、31日以内にMy docomoから申し込みます。ドコモからahamoへ乗り換える(プラン変更する)際は、乗り換えるタイミングと同時にのみ申し込みが可能です。

契約から1年以内の解約は手数料が発生する

ドコモ契約解除料対象変更
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ドコモでは、2025年7月1日以降に個人名義で契約した回線を1年以内に解約した場合、契約解除料(違約金)が請求されます。2025年3月1日~2025年6月30日までに契約した回線についても、利用実態がない回線や1年以内の解約は契約解除料(違約金)が発生します。

契約解除料(違約金)が発生するケースでの契約解除料は最大1100円です。月額1100円未満の料金プランに加入している場合は、料金プランの月額と同額の請求となります。

利用実態の有無についてはドコモ側の判断となりますが、1年以上通常利用している回線であれば契約解除料(違約金)は発生しないと考えてよいでしょう。