LINEトークルームの入力欄に表示されるようになった[AI]アイコン。2025年9月の登場以来消し方が存在しなかった[AI]アイコンですが、2026年2月ごろのアップデートでついに消せるようになりました。
[AI]アイコンをタップすると、返信メッセージをAIが作成してくれる新サービス「LINE AIトークサジェスト」が起動します。本記事では、「[AI]アイコンの消し方」や「AIにトーク内容が学習されるのか」という気になる点を紹介したうえで、「LINE AIトークサジェスト」で利用できる機能を紹介します。
入力欄の「AI」アイコンを非表示にする方法
スタンプアイコンのすぐ左に[AI]というアイコンが表示されている
LINEバージョン15.14.0から表示されるようになった[AI]アイコン。筆者はスタンプアイコンをタップしようとして、何度も押し間違えてしまっています。生成AIに忌避感があるわけではありませんが、この誤タップを誘発する配置については正直「うざい」の一言に尽きます。
登場以来、[AI]アイコンを非表示にする設定は存在しませんでした。しかし、2026年2月ごろのアップデートで「一時的に表示しない」ように設定できるようになりました。設定手順は以下の通りです。
「LINE AIサービス」の設定に移動する
[LINE AIサービス]を選択
ホームタブの設定ボタンをタップ
「[AI]アイコンの表示設定」をタップ
LINEアプリのタブを[ホーム]に切り替え、右上の設定ボタンをタップします。続いて[LINE AIサービス]を選択し、「[AI]アイコンの表示設定」をタップしてください。
また、AIトークサジェスト機能を利用したことがない人はトーク画面で[AI]アイコンをタップし、続けて下部の「[AI]アイコンの表示設定」をタップすることでも次の手順に移れます。
AIアイコンの表示設定を変更する
「一時的に表示しない」にチェック
「『一時的に表示しない』に変更しました」と表示される
「表示」に入っているチェックを「一時的に表示しない」に移動します。すると「『一時的に表示しない』に変更しました」と表示され、設定は完了です。
トークルームに移動すると、設定前まで表示されていた[AI]アイコンが消えていることがわかります。
「一時的に表示しない」が適用される期間は、設定後30日間です。30日後に[AI]アイコンが再表示され、消すためには再び非表示に設定し直す必要があると考えられます。なおLINE側の公式発表がないため、非表示にする回数などになんらかの制限が加えられている可能性も否定できません。
ちなみに仮に間違えて[AI]アイコンを押してしまっても、後述する「情報利用に関するポリシー」に同意しなければ何も起こりません。落ち着いて右上の[✕]ボタンをタップし、トークルームに戻りましょう。
トーク内容が勝手にAI学習されることはない
ポリシーに同意していない状態で[AI]アイコンをタップしたときに表示されるメッセージ
「AIによってトーク内容が勝手に学習されるのではないか」と不安になるユーザーもいるはずです。[AI]アイコンが表示されていても、「情報利用に関するポリシー」に同意しなければ、トーク・入力の内容がAIに学習されることはありません。実際に[AI]アイコンをタップしたときのメッセージにも、「メッセージは保存されたりAIの学習に使用されたりしません」とあります。
「情報利用に関するポリシー」に同意していなくても、相手がAIを使えば関連する返信例が提案される
ただし、トーク相手が「LINE AIトークサジェスト」を使った場合はトーク内容が読み込まれている可能性が高いです。LINEヤフーはこの場合について明言していませんが、「情報利用に関するポリシー」に同意していない端末から受信したメッセージのみが履歴にある状態で「LINE AIトークサジェスト」を使ってみたところ、受信したメッセージに合わせた返信例が提案されました。
AIに関するその他の設定を確認しても、相手にAIトークサジェストを使わせないようにする項目は存在しませんでした。現状、AIによってトーク内容を読み込まれることを完全に防ぐ方法はないようです。しかし「メッセージは保存されたりAIの学習に使用されたりしません」と明言している以上、AIが一時的にトーク内容を読み込んでいるだけでデータはすぐに削除され、以後の学習には利用していないと考えられます。
「情報利用に関するポリシー」には、直近15件のトーク履歴や入力欄の内容を利用する旨が記載されている
「情報利用に関するポリシー」は、はじめて[AI]アイコンをタップしたときに表示されます。[AI]アイコンから利用できる機能「LINE AIトークサジェスト」を使うには、このポリシーへの同意が必須です。同意した場合、「LINE AIトークサジェスト」利用時に直近15件のトーク履歴や入力欄の内容がLINE側に提供されます。
「LINE AIトークサジェスト」に搭載されている4つの機能
[AI]アイコンから利用できる、「LINE AIトークサジェスト」。生成AIを使って、返信する文章やスタンプの提案・修正ができるサービスです。返信例は直近15件のトーク内容を参考に生成されます。
機能1:トーク内容をもとに返信を生成
[AI]をタップ
返信例が生成された
LINEのトークルームで、入力欄の右側に表示される[AI]アイコンをタップすると、直近のトーク内容をもとに返信例が生成されます。何について話しているかだけでなく、敬語などの文体も生成結果に反映されます。
例:[長く]をタップ
長めの返信例が生成された
生成されたテキストが気に入らなかった場合は、[短く][長く][親しみやすく][丁寧に]からテイストを指定し、再生成できます。
今回は[長く]を指定してみました。最初に生成されたものよりも分量が多い返信例が提案されていることがわかります。
機能2:トーク内容をもとにスタンプを提案
スマイルタブではスタンプの候補が提案される
トークルームで[AI]アイコンをタップしたあと、スマイルマークのタブをタップします。このタブでは、トーク内容に合ったスタンプが提案されます。
機能3:送信前のメッセージをAIで修正
入力欄にもととなる文章を入力
[タメ口]をタップして生成された文章
トークルームの入力欄に文章を入力した状態で[AI]アイコン→中央のタブをタップし、変換したい口調を選択します。3秒ほど待つと、入力された文章がその口調に変換されます。
[ねこ語]をタップして生成された文章
[侍言葉]をタップして生成された文章
[誤字修正]や[敬語]といった実用的なものだけでなく、[ねこ語]や[侍言葉]といった友人との会話のネタになるものも。左上の[原文]を選択すれば、ワンタップで元の文章に戻せるのもありがたい機能です。
機能4:トーク内容に関連した内容をWebで検索
右から2番目の地球儀ボタンタブを選択
気になるワードをタップすると検索される
[AI]アイコンをタップ後に、右から2番目の地球儀タブをタップすると、トーク内容から予測された検索ワードが表示されます。気になるワードをタップするとLINE AIのチャットが起動し、選択したワードでWeb検索した結果が表示される仕組みです。
LINE AIのチャットは、トークルームで[AI]アイコンをタップしたときに表示される、右端のタブからもアクセスできます。
一般のLINEユーザーは1日3回までしか「AIトークサジェスト」を利用できない
LINEの一般ユーザーが「LINE AIトークサジェスト」を利用できるのは1日3回までです。「AI」アイコンをタップしたと同時に生成される文章や、テイストを変えるために生成し直した分も回数に含まれます。無料ではあっという間に上限に達してしまうため、あくまで体験版という印象でした。
「LINE AIトークサジェスト」を利用できる回数を増やすには、「LYPプレミアム」または「LINE AIサービス使い放題プラン」に登録しましょう。
LYPプレミアム(月額508円)会員は、「LINE AIトークサジェスト」の上限回数が1日10回に増えます。普段使いには心もとない回数ですが、大事な連絡文の修正などに使うなら十分なはずです。もちろんLYPプレミアムの各種サービスも利用できます。
LYPプレミアムとは、LINEヤフーが月額508円で提供するサブスクリプションサービスです。1500万種類以上の対象LINEスタンプが使い放題になったり、最大5%付与のPayPayクーポンが配布されたりするなど、LINEヤフー・PayPayに関わる様々な特典が受けられます。
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