iPhoneでスクリーンショットを撮る方法まとめ──無音撮影、ページ全体が撮れるアプリ、できない時の対処法まで

2017-09-22 11:48

iPhone スクリーンショット

iPhoneを利用していて、「スクリーンショット(スクショ)」を撮影したいという場面は多いもの。スクショの基本のやり方はもちろん、指1本で撮影する方法、「画面メモ」のようにウェブページ全体をキャプチャできるアプリ、シャッター音を鳴らさず無音で撮影するワザなどをまとめました。うまく撮影できない時の対処法も紹介しています。

Androidスマホでスクリーンショットを撮る方法──ページ全体をキャプチャできるアプリやNow on Tapによる撮影も

iPhoneでスクリーンショットを撮影する方法

iPhone Xでスクリーンショットを撮影する

iPhone Xではホームボタンが廃止されたため、スクリーンショット撮影の手順が変更されています。

  • デバイス右側にあるサイドボタンを長押しする
  • サイドボタンを長押しした状態で、すぐに音量を上げるボタンを押し、サイドボタンと音量を上げるボタンから指を離す

iPhone 8以前のiPhoneでスクリーンショットを撮影する

iPhone 8以前のiPhoneで現在表示されている画面をそのままキャプチャする、スクリーンショットの撮影方法は簡単。iPhoneのスリープ/スリープ解除ボタン(電源ボタン)を押しながら、ホームボタンを押すだけです。

「カシャッ」というシャッター音が鳴り、画面が点滅したら撮影成功です。iPhoneだけでなく、iPadやiPod touchでも同じ方法で撮影ができます。

iPhone スクリーンショット

「電源ボタンを押しながらホームボタンを押す」と説明しましたが、その逆でもかまいません。電源ボタンを先に押すと、スリープ状態になってしまったり、電源を切るためのスライダが表示されてしまったりするようなら、ホームボタンを先に押してから電源ボタンを押すのがいいでしょう。

ただし、この場合はホーム画面に戻ったり、Siriが起動したりしないように注意する必要があります。2つのボタンを押す間隔をできるだけ短くするのが、うまく撮影をおこなうコツです。どちらのボタンを先に押すかは、その時の状況に合わせて選びましょう。

iPhone スクリーンショット

撮影したスクリーンショットは、「写真」アプリから表示できます。[アルバム]→[スクリーンショット](または[カメラロール])や、[モーメント]を開いて確認します。

iOS 9以降では、写真アプリ内で「スクリーンショット」の項目にスクショ画像のみが分類されるので、後でまとめて確認や削除しやすくなりました。

iOS 11で登場したスクショ後の縮小表示と編集機能

iOS 11ではスクリーンショットの撮影直後、画面右下にそのスクショの縮小サムネイルが表示されるようになりました。その縮小サムネイルをタップすると、スクショの画像編集がおこなえます(後述)。

iPhone スクリーンショット

サムネイルは約5秒間ほど表示されますが、その間に(サムネイルが消えていない状態で)次のスクショを撮影しても、そのスクショにサムネイルは含まれないので気にする必要はありません。ただ、やはり邪魔に感じる時には、左にスワイプすることで瞬時に消すことも可能です。

iPhone スクリーンショットiPhone スクリーンショット

サムネイルをタップすれば、編集画面に遷移します。二本指でピンチアウト・イン(拡大・縮小)したり、青い枠線を動かしてトリミングができます。

下部にあるのは、書き込みや消しゴムのツールです。左からサインペン、マーカー、鉛筆、消しゴム、範囲選択、カラー変更となっています。指で画面に直接書き込めます。

iPhone スクリーンショット

編集が済んだら、左上の[完了]をタップして保存します。

[写真に保存]を選ぶといわゆる別名保存、[スクリーンショットを削除]ではスクショに上書き保存されます。

撮影できない時は「AssistiveTouch」を活用

ホームボタンや電源ボタンは、使い込んでくると効きが悪くなることがあります。2つのボタンを用いた撮影方法がうまくいかない時などは、iPhoneの「AssistiveTouch」を使ってみましょう。

AssistiveTouchとは、iPhoneに標準で備わっている入力支援機能の一つです。iPhoneの各機能にアクセスするためのメニューがまとめられています。今回紹介するスクリーンショット機能のほか、ホームボタンや電源ボタン、音量ボタンの代わりに利用できる機能や、複数の指を使った操作をサポートするジャスチャー機能などを搭載しています。

1. AssistiveTouchを有効化する

iPhone スクリーンショット 撮影できない

AssistiveTouchを利用するには、iPhoneの「設定」アプリから[一般]→[アクセシビリティ]→[AssistiveTouch]と進みます。

iPhone スクリーンショット 撮影できない

[AssistiveTouch]を有効にすると、画面にAssistiveTouchのメニューボタンが常時表示されます。

メニューボタンはドラッグして、邪魔にならない位置へ移動することができます。

iPhone スクリーンショットiPhone スクリーンショット

続いて[最上位メニューをカスタマイズ…]をタップすると、AssistiveTouchに表示されるメニューアイコンの種類や数をカスタマイズできる画面になります。

[+]ボタンでアイコンを追加しましょう。アイコンの数を増やしたり減らしたりすることも可能です。

iPhone スクリーンショットiPhone スクリーンショット

メニューアイコンとして[スクリーンショット]を選択。右上の[完了]をタップしてください。

すると、AssistiveTouchのボタンをタップした時の最上位メニューに「スクリーンショット」アイコンが表示されるようになります。

2. AssistiveTouchからスクショを撮る

iPhone スクリーンショット

AssistiveTouchのメニューボタンをタップするとメニューが開きます。

あとは[スクリーンショット]のアイコンをタップすれば、画面のスクショが簡単に撮影できます。

AssistiveTouchをショートカットから起動しやすくする

iPhone スクリーンショット 撮影できない

AssistiveTouchを使い終わったら、「設定」アプリから[一般]→[アクセシビリティ]→[AssistiveTouch]を開いて、AssistiveTouchを無効にします。

iPhone スクリーンショット 撮影できない

毎回AssistiveTouchをオンにするのが面倒なら、ショートカットで呼び出せるようにしておきましょう。

「設定」アプリから[一般]→[アクセシビリティ]→[ショートカット]と進んで、[AssistiveTouch]を選択します。これで、ホームボタンを3回押すと、AssistiveTouchのメニューボタンが表示されるようになります。

使い終わったら、ホームボタンを再度3回押すとメニューボタンは非表示にできます。

AssistiveTouchによるスクショ撮影の使い道

iPhone スクリーンショット 撮影できない

AssistiveTouchは、Touch IDの指紋登録中の画面(あらかじめAssistiveTouchを表示しておきます)といった「電源ボタン+ホームボタン」の標準的な方法でスクリーンショットを撮影できない特殊なケースにも有効です。

「無音」でスクリーンショットを撮影するワザ

通常、スクリーンショットを撮影すると「カシャッ」という大きな音がします。自宅などなら問題ありませんが、多くの人がいるようなスペースで撮りたい時は、周囲の目も気になります。そうした場合、無音でスクリーンショットを撮る方法を知っておくと便利です。

iOS 10.2以降では、マナーモード(本体横のサウンドスイッチをオフ)に設定にすることにより無音でスクリーンショットを撮影できるようになりました(カメラアプリ起動時以外)。iOS 10ユーザーは下記記事を参照してください。

【iOS 10】完全に無音、iPhoneカメラのシャッター音とスクショ音を消す裏技

一方、ここで紹介している方法(下記)はiOS 9の「バグ」を利用しているため、iOS 10以降へのバージョンアップで利用できなくなります(iOS 9.3.5で動作確認済み)。ちなみに、iPhone向けの無音カメラアプリなどでは、スクリーンショットの音を消すことはできないので注意が必要です。

1. サイレントモードにする

iPhone スクリーンショット 無音

方法は簡単。まず、本体横のスイッチを操作してサイレントモードにします。

2. ミュージックアプリで曲を再生し音量をミュート

iPhone スクリーンショット 無音

次に「ミュージック」アプリを起動し、何か曲を再生して音量を最小(消音)にします。端末のボリュームボタン、あるいはアプリ内の再生画面でボリュームを最小化しましょう。

そのままの状態でホームボタンを押し、ホーム画面に戻ります。これで準備完了です。

3. スクショをそのまま撮る

iPhone スクリーンショット 無音

最後に、スクリーンショットを撮影したい画面を開いて、スクリーンショットを撮影します。撮影は「電源ボタン+ホームボタン」または「AssistiveTouch」どちらの方法でもOKです。

無音のまま画面が1回点滅すれば成功で、スクリーンショットが保存できているはずです。

連続でスクショを無音撮影したい場合

iPhone スクリーンショット 無音

無音でのスクリーンショット撮影を続けたい場合は、ミュージックアプリに戻ってから撮影したい画面を再表示します。ミュージックアプリに戻る時は、ホーム画面から「ミュージック」をタップしてもかまいませんが、マルチタスク画面で切り替えるのが便利そうです。

撮影のたびに「ミュージックアプリに戻る」という操作を忘れなければ、何枚でもスクリーンショットの無音撮影がおこなえます。

ページ全体のスクショ撮影(キャプチャ)ができるアプリ

ウェブページのように、縦に長いページ全体を1枚の画像にまとめたいと思ったら、アプリを使うのが簡単。フィーチャーフォンにあった「画面メモ」のように、ディスプレイに表示されていない部分まで一度の操作でスクリーンショット撮影できます。

キャプチャアプリはいくつかありますが、シンプルに使いたいなら「WebCollector」がおすすめ(使い方は後述)。

アプリ「WebCollector」をダウンロード
WebCollector

また、複数回のスクリーンショット撮影の手間を厭わなければ、重複部分を重ね合わせて縦にスクリーンショット画像を合成してくれる「Tailor」も便利です。

かなり優秀、iPhoneで撮影した複数のスクリーンショットを縦に自動合成するアプリ「Tailor」

WebCollectorの使い方

iPhone スクリーンショット 全体

「WebCollector」アプリを起動すると、ブラウザ同様の画面が表示され、ウェブページを閲覧することができます。

お目当てのページにアクセスし、下部のカメラボタンをタップするだけで、ページ全体をキャプチャできます(無音)。

iPhone スクリーンショット 全体

撮影後はキャプチャした画像がすぐに表示されるので、右上の共有ボタンをタップします。

メニューから、カメラロールへ保存したり、メールやSNSでのシェア、オンラインストレージへのアップロードなどが可能です。

iPhone スクリーンショット 全体

iOS 9の拡張機能には対応していませんが、SafariでURLの先頭に「wc:」(または「wc:http://」)を付けると、WebCollectorにURLを渡すことも可能。Safariの閲覧中でもページをすばやく撮影できます。

iPhoneの画面を動画でキャプチャ(画面録画)する方法

iPhone スクリーンショット

iOS 11では、iPhoneの標準機能としてゲームプレイ画面などの録画(スクリーンレコード:画面録画)機能に対応しました。

下記の記事では、このスクリーンレコードの詳しい使い方や、PC(Macのみ)でQuickTime Playerを使ってiPhoneの画面録画をおこなう方法、iOS 10以下ならサードパーティ製アプリやAirPlayを利用して脱獄なしでも動画キャプチャする方法などを紹介しています。

iPhoneで画面録画(スクショ動画の撮影)する方法まとめ──iOS 11新機能スクリーンレコード、PC/アプリによる方法も紹介