iPhoneで画面録画(スクショ動画の撮影)する方法まとめ──iOS 11の新機能スクリーンレコード、PC/アプリによる方法も紹介

2017-09-20 20:52

iPhoneで画面録画(スクリーンショット動画)を撮影する方法まとめ──iOS 11新機能スクリーンレコード、パソコン(PC)/アプリによる方法も紹介

iPhoneのスクリーンショット(スクショ)を撮影する方法はよく知られていますが、iOS 10以下では標準的に撮影できるのは静止画(写真)のみ。しかし、iOS 11でスクリーンレコーディング(画面収録)機能が追加され、簡単に画面録画(スクショ動画の撮影)ができるようになりました。

本記事では、iPhone単体での画面録画の方法に加えて、パソコン(Mac)でQuickTime Playerを利用したiPhoneのスクショ動画撮影についても紹介します。

iPhoneでスクリーンショットを撮る方法まとめ──無音撮影、ページ全体が撮れるアプリ、できない時の対処法まで

【iOS 11】iPhoneだけで画面録画する方法

iOS 11の標準機能による画面録画は、iPhoneの画面を上スワイプすると表示される「コントロールセンター」からおこないます。録画したい画面を開いてコントロールセンターを呼び出し、録画ボタンをタップして画面録画を開始。終了したい時には再びコントロールセンターから録画停止ボタンをタップすればOKです。

画面録画の設定

初期設定ではコントロールセンターに画面録画ボタンがないので、設定から追加しておく必要があります。

iPhone 画面録画 スクショ動画iPhone 画面録画 スクショ動画

iPhoneの「設定」から[コントロールセンター]→[コントロールをカスタマイズ]と進んだ画面で、[画面収録]の項目にある[+]をタップします。

iPhone 画面録画 スクショ動画

これにより、画面録画のボタンがコントロールセンターに追加されます。

【iOS 11】コントロールセンターの使い方 完全ガイド

画面録画の手順

ボタンが追加できたら、録画したい画面を開いておき、画面を上スワイプしてコントロールセンターを表示させます。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリ

画面録画スタートの3カウント

録画ボタンをタップすれば、ボタン上に「3、2、1」のカウント表示がなされた後、画面録画がスタートします。この間にコントロールセンターを閉じておけば、録画の内容にコントロールセンターの操作が含まれないのでおすすめです。

また、録画を始める前に録画ボタンを長押しすると、iPhoneのマイクをオンにする設定もおこなえます。

iPhone 画面録画 スクショ動画iPhone 画面録画 スクショ動画

左:マイクがオンの状態右:マイクがオフの状態

これは、画面録画に自分の声や周囲の音を取り込む(オン)か取り込まないか(オフ)を決められるもので、[マイクオーディオ]をタップして設定変更が可能です。

[マイクオーディオ]が赤色になっていればマイクがオンで、色なしであればマイクはオフの状態を示しており、初期設定ではマイクオフになっています。

設定後、[収録を開始]をタップして画面録画を開始します。

iPhone 画面録画 スクショ動画

画面録画中はステータスバーが赤く表示されます。通常、画面録画した動画にはこの赤い帯が含まれますが、ゲームなどで全画面表示になっているシーンについては、赤い帯は動画内に含まれません。

iPhone 画面録画 スクショ動画iPhone 画面録画 スクショ動画

録画を終了する際には、ステータスバーをタップすると表示されるメニューで[停止]を選択します。あるいは、コントロールセンターを再び表示して、録画ボタンをタップしても終了できます。

録画したスクショ動画は、自動でiPhoneの写真アプリ(カメラロール)に保存されます。

録画した動画の編集

録画した動画は写真アプリ内に保存されているので、再生はもちろん編集もおこなえます。ただ編集といっても、不要部分をカットするトリミングができるだけで、先頭部分または尻尾部分を切り取れるにすぎません。また、中をトリミングしてつなぎ合わせるといったことは現状できません。

iPhone 画面録画 スクショ動画

動画の編集は、写真アプリで動画を表示して画面右上の[編集]ボタンをタップしておこないます。

iPhone 画面録画 スクショ動画

編集画面の下に動画をコマのように表示したフレームが表示されるので、左右のゲージを動かしてトリミングできます。録画終了時のボタン操作など、余計な部分をカットするとよいでしょう。

iPhone 画面録画 スクショ動画

編集が済んだら[完了]をタップすると、[オリジナルをトリミング](上書き保存)または[新規クリップとして保存](いわゆる別名保存)で動画を保存できます。

注意点

画面録画では、一部アプリでは画面録画が制限されているものもあります。代表的なものは、著作権保護の対象である動画コンテンツなどです。とはいえ現在、YouTubeの動画や通常24時間で消えるInstagramのストーリーなどの画面録画はできてしまうのが現状です(今後、対応がなされる可能性があります)。

【PC】QuickTime Playerを使って撮影する方法(Mac)

Macがあるなら、標準でインストールされている「QuickTime Player」を使って、iPhoneやiPadの画面を動画でキャプチャできます。準備として、付属のUSBケーブルで端末を接続するだけなので、手間がかかりません。また、画質の劣化がほとんどなく、音質もクリアです。難点は、QuickTime PlayerのみではiPhoneの音とマイクからの音を同時に録音できないことです。しかし、手軽にキャプチャするなら、最もおすすめの方法です。

iPhone スクリーンショット 動画 PC

まず、付属のUSBケーブルでMacにiPhoneを接続しておきます。

次にMacの「アプリケーション」にある「QuickTime Player」を起動します。

iPhone スクリーンショット 動画 PC

[ファイル]→[新規ムービー収録]を選択します。

iPhone スクリーンショット 動画 PC

録画ボタンの右にある[∨]をクリックし、カメラをiPhoneに切り替えます。

iPhone スクリーンショット 動画 PC

QuickTime上に、接続しているiPhoneの画面が表示されます。

録画ボタンをクリックすると録画が開始されます。停止ボタンをクリックすれば、録画は終了します。

iPhone スクリーンショット 動画 PC

マイクや音質を切り替えることもできます。

iPhoneの音を録音したい時は、マイクをiPhoneに切り替えます。音が出ない時は、QuickTime Playerの音量を調節しましょう。また、プレイ中の自分の声などを録音したい時は[内蔵マイク]を選びます。なお、品質を[最高]にするとリニアPCMで録音されます。

iPhone スクリーンショット 動画 PC

最後に、[ファイル]のメニューから[保存]を選択し、名前を付けて保存します。

Windowsを利用している場合、QuickTime Playerで録画する方法は使えません。そのため、サードパーティ製ソフトを使ってキャプチャをおこなう方法もありますが、試用期間など制約があるため、本稿では割愛します。

【iOS 10】iPhoneで「AirShou」アプリを使って撮影する方法(AirPlay)

iPhone スクリーンショット 動画 アプリ

※iOS 11で画面録画が標準機能として提供されるようになったため、現在は非推奨の方法です。

キャプチャするのにPCを用意できない時は、アプリだけで録画する方法もあります。「AirShou」というアプリを使えば、PCがなくても動画をキャプチャできます。ただし、AirShouはApp Storeで配布されていない非公式アプリです。App Storeからインストールできないことに加え、何かトラブルが起きてもアップルのサポートを得られないというリスクがあります。

とはいえ、編集部で確認した限りは問題なく動作していますし、またトラブルが起きたという情報も現状では伝わっていません。上記リスクや準備に少し手間がかかる点もありますが、脱獄せずにアプリだけで録画したいなら、自己責任にはなりますが試してみてはいかがでしょう。

AirShou

iPhone スクリーンショット 動画 アプリ

最初に「AirShou」アプリをインストールします。上記のiEmulatorsのページを開いて、[AirShou]をタップします。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリiPhone スクリーンショット 動画 アプリ

[Install]をタップします。

続いて[Install AirShou]をタップします。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリiPhone スクリーンショット 動画 アプリ

[インストール]をタップします(iOS 9以降に対応するアプリです)。

インストールが完了したら、iPhoneの「設定」アプリから[一般]→[プロファイルとデバイス管理]を開いて、[Wise Technologies Co., Ltd.]をタップします(開発元が異なる場合があります)。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリiPhone スクリーンショット 動画 アプリ

※開発元は時折、変更されていることがあるようです(気になる場合は利用を止めるか、この先は自己責任で進んでください)。

[“Wise Technologies Co., Ltd.”を信頼]をタップすると、開発元を信頼するかのポップアップが表示されるので、[信頼]をタップします。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリiPhone スクリーンショット 動画 アプリ

ホーム画面からインストールした「AirShou」アプリを起動します。通知の設定をした後、「TuTu Helper」というアプリをインストールするように促されます。

現在これをインストールしないと、AirShouは利用できないようです。[Install]をタップして遷移した先のページで、[Regular]タブから[Download Now]をタップしてアプリをダウンロードします。

AirShouをインストールした時と同様、「設定」アプリから[一般]→[プロファイルとデバイス管理]と進んで開発元を信頼し、TuTu Helperをインストールしてください(※繰り返しますが、気になる場合は利用を止めるか、自己責任で進んでください)。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリiPhone スクリーンショット 動画 アプリ

AirShouを再び開いたら、確認事項に目を通して[Agree]を押し、続けて[確定]をタップします。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリ

マイクへのアクセスを許可した後、メニューから[録画]ボタンをタップします。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリiPhone スクリーンショット 動画 アプリ

画面の向きや画質などを設定します。動画のタイトルも任意に設定できます。

デフォルトでは横方向が選択されているので、[方向]をタップして撮影条件に合わせて画面の向きを決めます。縦横どちらの向きも指定できます。

設定後、[次のステップ]をタップ。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリ

画面下からコントロールセンターを表示したら、[AirPlay]をタップ。

[AirShou(~のiPhone)]を選択します。iPhoneの音と一緒に周囲の音が録音されます。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリiPhone スクリーンショット 動画 アプリ

「録画中」と表示されます。カウンターが動作して録画がスタートするので、好きなアプリに切り替えて操作しましょう。

録画を終了する時は、AirShouに戻って[中止]をタップします。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリiPhone スクリーンショット 動画 アプリ

録画を終了すると、AirShouのトップ画面に戻ります。録画したファイルの確認は、画面右上にあるフォルダのアイコンをタップしておこなえます。

録画したファイルが表示されます。タップして[写真に保存]をタップすれば、動画を端末に保存できます。

iPhone スクリーンショット 動画 アプリ

「写真」アプリを開いて、録画したファイルを再生します。

AirPlayを設定しているところから録画されています。動きの速い映像にはノイズが乗ることもあります。また、画面をタップしている音なども録音されます。

【iOS 10】完全に無音、iPhoneカメラのシャッター音とスクショ音を消す裏技