Googleは米時間6月27日、「Nexus Q」を発表した。Googleによると、「世界初のソーシャルストリーミングメディアプレイヤー」だという。スマートフォンまたはタブレットで操作できる。価格は299ドルで、7月中旬に発売予定。
2012年2月に「ワイヤレスで音楽などを配信する家庭用機器を開発中」とWall Street Journal(Web版)が報じていたが、「Nexus Q」のことだったようだ。Googleが自社ブランドで製品を設計して販売するのは初めてで、反響が大きいニュースだった。
「Nexus Q」は、クラウド上にある音楽や映画等のデータを仲介し、リビングにあるテレビやスピーカー等でデータを再生する。
同じWi-Fiネットワークを利用することで、プレイリスト等を様々な端末で共有し、コントロールすることもできるようだ。
アメリカではGoogle Playストアで音楽配信がされているので、音楽や映画、テレビ番組、YouTube動画等を選び、希望するメディアで視聴・閲覧できる。
外出中にスマホで音楽を楽しむ。帰宅したら、「Nexus Q」をスピーカーにつなげて音楽を聴く。そんなライフスタイルが実現する。
サイズは直径4.6インチ(116mm)で、重さは923g。OSはAndroid4.0を搭載。
CPUはOMAP4460でデュアルコア。メモリは内蔵ストレージが16GBで、RAMが1GB。
Wi-Fi(802.11a/b/g/n)、Bluetooth、NFCに対応。
Google Playストアにある映画等をリビング等で気軽に楽しめる。
現時点ではアメリカのみでの発売だが、大きな可能性を感じるメディアプレイヤーだ。