Google Playにアプリ内課金機能「In-app Subscriptions」が追加、月額課金・年額課金が可能に

2012-05-25 16:52
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5月24日、Googleは月額課金・年額課金型のアプリ内課金機能(サブスクリプション[In-app Subscriptions])を追加したことを発表した。

昨年、アプリ内課金機能(In-app Billing)そのものは導入済み。Googleによれば、「GooglePlayにおける収益額上位24アプリの中で、In-app Billingを導入しているアプリが23アプリ」であり、既にアプリの収益化には欠かせない機能となっているのは明らかだ。また、すでにIn-app Billingによる総収入は、有料アプリの総販売額を超えているとのこと。


android-google-play-subscriptions

今回の「In-app Subscriptions」は、その成功モデルを更に拡大させるものだ。Androidアプリ開発における収益化は、業界内で大きな課題となっていたが、今回のi-modeスタイルの課金システムはその課題をクリアするための大きな武器となることは間違いない。

サブスクリプション(定期購読)という言葉からは雑誌・新聞などのコンテンツ販売が想起されるが、今回のサブスクリプションはそれにとどまらずゲームアプリを始めとする様々なジャンルのアプリで利用可能だ。まず、ゲームアプリデベロッパーのGlu Mobileが複数のゲームタイトルでアップデートを実施する。Glu MobileのCEOの発言によれば、同社の複数のゲームタイトルを横断して利用できる単一の課金システムにサブスクリプションを利用するとのこと(画像参照)。

すでにサブスクリプションは利用可能となっている。従来、月額課金制度による強固な収益構造を保ってきた日本のモバイル業界が、今回のサブスクリプション機能にどのように対応していくのか、非常に注目されるところだ。

当面、Googleはキャリア決済を認めない方向であると報じられており、サブスクリプションは従来のクレジットカード決済のみに対応する。

【追記 5/25 18:28】
ケータイWatchによると「なお、定額制アプリの決済は当初、クレジット決済のみとなるが、携帯電話会社の利用料とまとめて支払えるキャリア決済についても準備を進めているという。開始時期については明らかにしていない。」とのこと。