豪最高裁Galaxy Tabの販売を再度差し止める仮処分、再販売は停止に

オーストラリア最高裁判所は2日、SamsungのAndroidタブレット「Galaxy Tab 10.1」の販売を差し止める仮処分を下した。先月29日に連邦裁判所が同様の販売差し止めに関する仮処分を破棄したばかりだった。

AppleがSamsungのGalaxyシリーズが特許を侵害しているとして訴えている件については、10月13日に連邦裁判所が来年の本格的な審理までの間、豪でのGalaxy Tab 10.1販売差し止め仮処分を下していた。
しかし、11月30日、連邦裁判所「GALAXY Tab 10.1」販売差し止めの仮処分取り下げるとの判決を下し、12月2日の16時から「GALAXY Tab」は販売が再開されることになっていた。
ところが、Appleはこれを不服として上告。Appleの主張が認められる形で、またもや販売差し止めとなってしまった。

今回の決定により、「GALAXY Tab 10.1」は9日の公判まで販売できなくなったとのこと。