【UI調査】iOSとAndroidのスイッチ 7種類比較

iOS 7 beta

最近、アプリオでは、スイッチのユーザビリティについての記事を2本掲載した。

いずれの記事も反響が大きく、スイッチのユーザビリティ(使い勝手)に対する読者の関心が高いことが分かった。

iOSとAndroidのスイッチ比較

そこで、一連の記事をまとめる観点から、アプリオ編集部がスマホユーザにアンケート調査を実施した。有効回答数は80件(7番のみ40件)。

実際にiOSAndroid OSの設定画面やアプリ内で使用されているスイッチの画像を見せ、「スイッチを左に動かした場合」の結果を3つの選択肢(ON・OFF・分からない)の中から選んでもらった。

各スイッチ画像に関して回答者に与えた情報は、スイッチの画像のみ。まずは、同じ条件で、以下の結果を確認してほしい。

スイッチユーザビリティ比較表

では、ネタバレ。各スイッチは、以下のOS・端末・アプリのスイッチだ。

  1. iOS 6、アプリ「Reeder」
  2. iOS 6、アプリ「Feedly」
  3. Android 4.0、Xperia acro HD IS12S、設定
  4. iOS 6、iPhone 5、設定
  5. Android 4.2、Nexus 7、設定
  6. Android 4.0、GALAXY Note SC-05D、設定
  7. iOS7 beta 2、設定

簡単な分析

前回の【UI調査】スマホ・アプリのスイッチの意味をユーザは理解できているのか?でまとめた通り、有彩色と文字情報がON・OFFの判断に大きく影響していることが、このアンケート結果からも明らかだと言える。特に、文字情報があることが、ユーザビリティを大きく向上させることにつながっていると考えられる。画面サイズの狭いスマートフォンで、いかに文字情報をユーザに与えるかが、UI設計のポイントとなるだろう。

誤答を招きやすいのは、やはりIEC記号だった。特に、無彩色のみと記号のみの1番のスイッチは、少なくとも日本人向けにはスイッチとして機能しているとは言い難い。

また、Xperia acro HDのようなスイッチは、日頃利用しているユーザからも「いまだに分からない」という声が聞こえてきており、失敗事例として注目しておく必要がありそうだ。

iOS 7 beta 2の不正解率が高い要因は

最後の7番「iOS 7 beta 2」の成績が不良の要因は、いくつか予想が立てられる。

まず、ユーザ自身が、このスイッチに慣れていないということ。もっとも、慣れなければ分からないスイッチは、ユーザビリティ上問題を抱えている。

次に、ON・OFFの情報が色情報のみで与えられていること。

さらに、スイッチの幅の短さも影響している可能性がある。

まだ、beta版であることから、このまま秋のリリースを迎えない可能性もあるが、仮にこのままのUIが採用された場合にユーザビリティが悪化してしまうおそれがあることは間違いないだろう。

皆さんは、どう感じただろうか?

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