LINEで「既読」をつけない8つの方法【iPhone・Android・PC対応】

2016-09-09 17:42

LINEで「既読」をつけない8つの方法【iPhone・Android・PC対応】

LINEのトークには、メッセージが相手に読まれたか否かを示す「既読」表示機能が存在します。

この既読(英語でRead)機能は、メッセージを送った側にとっては相手が確実に目を通してくれたことを確認でき、便利な機能です。一方で、メッセージを受け取った側からすれば、相手に「既読スルー」「既読無視」と勘違いされたくない、つまり返信を強制されているかのような心理的・時間的負担を感じてしまう側面もあります。

未読スルー? LINEで既読にならない6つの理由

そこで今回は、送信側のLINEトークに既読がつかないようにメッセージを読む方法を、iPhoneアプリ向けとAndroidアプリ向け、PC向けに合わせて8つ紹介します。

1. iPhone版LINE向け、既読にならない4つの方法

iPhoneの場合、既読をつけないようにするのは一手間かかります。

まず大前提として、バックグラウンドで起動している状態のLINEアプリを開くのは、原則としてNGだと考えておいてください。アプリを開いた時点で既読をつけたくないトークルームが真っ先に開いてしまう事態を防ぐためです。LINEを開く場合は、いったんアプリを終了させてからにしてください。

1-1. 通知センターで確認

比較的手軽なのは、通知センター上だけでメッセージを確認する方法です。このやり方は簡単ではあるものの、メッセージが長いと省略して表示されるため、全文を読めないデメリットがあります。また、通知センター上ではスタンプが表示されません。

※通知をタップしてしまうと既読がついてしまうので注意。

設定

まず準備段階として、iPhoneの「設定」アプリから[通知]→[LINE]と進み、[通知のスタイル]を[バナー]か[通知](ダイアログ)にしておきます。

LINE 既読 通知センター

次に、同じ設定画面の[通知センターに表示]をオンにした上で、ロック画面でもメッセージが読めるように[ロック画面に表示]もオンにします。

LINE 既読 通知センター

最後に、LINEアプリの[…(その他)]から[設定]→[通知]と進み、「通知」画面で[通知]をオンにしてから[新規メッセージ]と[メッセージ内容表示]を両方ともオンにします。これでメッセージを通知センターで確認するための下準備は完了です。

LINE 既読 通知センター

「Letter Sealing」設定に注意

LINEのバージョン5.3.0以降には、「Letter Sealing」と呼ばれる新しいセキュリティ機能が導入されました。これは、メッセージなどを高度な暗号化によって保護するもので、2016年5月現在は設定を有効化することで利用できます。有効化するとiPhone版LINEではメッセージ通知に内容が表示されなくなってしまうので要注意です(通知自体は届きます。Android版には影響ありません)。

LINE 既読 通知センター

通知センター上でLINEメッセージを確認できなくなってしまいますが、セキュリティをより高めたい場合は有効化しておくとよいでしょう。有効化するには、[…(その他)]から[設定]→[トーク・通話]と進み、[Letter Sealing]の項目をオンにすればよいだけです。

LINEに高度なメッセージ暗号化機能「Letter Sealing」が実装【設定方法】

通知センターで確認する方法1:ホーム画面上で確認

前述の[通知のスタイル]設定で[通知]を選択していると、メッセージが届いた時に最新のメッセージ1件がホーム画面中央に表示されます。このとき[オプション]をタップしてLINEアプリを起動しないよう気をつけましょう。

LINE 既読 通知センター

[通知のスタイル]設定で[バナー]を選んだ場合は、画面上部から通知バナーが一時的にスライドしてきてメッセージの内容を確認する形になります。

通知センターで確認する方法2:ロック画面上で確認

メッセージ受信時にiPhoneをロックしている状態だと、ロック画面上にメッセージが溜まっていくように表示されます。

LINE ロック画面

画面内に収まりきらなかったメッセージは、スワイプで確認可能です。

通知センターで確認する方法3:通知センターで複数メッセージを確認

ホーム画面からでもロック画面からでも、画面上部から通知センターを引っ張り出せばメッセージを読むことができます。前述のとおりに設定にしておくと、複数のメッセージを確認可能です。

LINE 既読 通知センター

1-2. トーク一覧で確認

LINEアプリ内のトーク一覧画面では、最新1件のメッセージのみが表示されます。これも通知センターと同様、メッセージが長い場合は途中で省略表示されてしまうほか、スタンプも表示されません。

LINE トークリストでトークを読む

この方法で気をつけたいのが、LINEアプリを開いた際に未読のままにしておきたトークが表示されてしまわないようにすることです。そのため、LINEアプリを一度終了させてから改めて起動するようにしてください。

※相手とのトークをタップしてしまうと既読がついてしまうので要注意。

1-3. 機内モードで読む(注意)

少々面倒ですが、上記2つの方法ではできなかった「メッセージの全文確認」と「スタンプの表示」を可能とするのが、「機内モードで読む」という方法です。

この手法では、既読をつけることなく、通常のトーク画面でメッセージを読むことが例外的に可能となります。

LINE 機内モードで既読を付けずに読む方法LINE 機内モードで既読を付けずに読む方法

左:自分のトーク画面右:相手のトーク画面

実際に機内モードでメッセージを読んでみたのが上の画像。相手のトーク画面(右の画像)における最後のメッセージ「やあ」に既読がついていないことがわかるでしょうか。つまり、相手が「やあ」とメッセージを送信し、自分(左側)がそのメッセージを受信してトークルーム内で確認していても、相手側には既読がつかない状態になっているわけです。

機内モードで読む手順

メッセージが届いたら、次の手順で確認します。通知ダイアログや通知センターのバナーからLINEを起動しないように注意しましょう。

  1. ホームボタンを2回素早く押してマルチタスク画面を表示し、LINEアプリが起動していないか確認する。起動していたら上にスワイプ(フリック)して終了させる。
    LINE 機内モードで既読を付けずに読む方法
    • 終了させる理由:次の段階でLINEアプリを起動したとき、既読をつけたくないトーク画面が最初に表示されることを防止するため。
  2. LINEアプリを起動する。
    • この時点でメッセージの受信が完了する。
  3. 画面下部からコントロールセンターを引っ張りあげ、機内モードをオンにする。
    LINE 機内モードで既読を付けずに読む方法
  4. トーク画面でメッセージを心ゆくまで読む。
  5. 読み終わったら、マルチタスク画面でLINEアプリを終了させる。
  6. 機内モードをオフにする
    • LINEアプリが起動した状態で機内モードをオフにすると、既読がつくので注意。

機内モードで読む方法のコツ

この方法は一見、複雑そうに見えますが、「アプリの起動」と「トーク画面でのメッセージ確認」、「アプリの終了」を機内モード中に実行する、と覚えておけばわかりやすいかもしれません。

機内モードで読む方法の欠点

機内モードで読む方法の最大の利点は、通常のトークルームでメッセージを読めるところにあります。

他方、必ず認識しておいてほしい欠点は、機内モード解除後の最初のLINEアプリ起動時に既読がついてしまうということです。というのも、この機内モードで読む方法は、自分のLINE内では既読の条件を満たしているにもかかわらず通信がおこなえないことで相手側のLINEに既読になったことを伝えられない仕様を利用した既読回避テクニックだからです。それゆえ、機内モードをオフにしてLINEアプリを起動すれば、通信が回復したことで既読状態が相手方に伝わってしまうことになります。

1-4. 3D TouchのPeek機能を使う(iPhone 6s以降)

iPhone 6s/6s Plusで導入された3D Touch(3Dタッチ)のPeek機能を使えば、トークリストから個別のトーク画面を覗き見できます。

トークリストの中からPeek(覗き見)したいトークを軽く押すと、そのトーク画面がポップアップします。最近のメッセージをトーク画面で手軽にチェックできるので便利です。

LINEの既読を3Dタッチで回避する

Peekしても赤いメッセージ数は消えず、既読になっていないことが分かる。

ただし、このテクニックには4つの注意点があるので、利用する際は下記記事を参照しておくことをおすすめします。

LINE、新たな「既読」回避法がiPhoneアプリで利用可能に 4つの注意点

2. Android版LINE向け、既読にならない3つの方法

Androidの場合はOSの仕様上、iPhone搭載のiOSよりも既読にしないようにするのが簡単です。

いわゆる「既読スルー」問題に悩まされている人にとっては、iPhoneではなくAndroidスマホを選択する大きな動機にさえなりうるでしょう。

2-1. 通知ポップアップで読む

iPhoneの通知センターで読む方法と似ていますが、Androidの通知ポップアップでの確認のほうがはるかに便利です。通知ポップアップ上で左右にフリックして複数のメッセージを読める上、ポップアップ上でスタンプも表示されるためです。また、メッセージが長い場合は、ポップアップ上で上下にスクロールして読むことも可能です。

LINEの既読をポップアップで回避する(Android)

Androidのポップアップ表示は強力。ここから返信もできる。

ポップアップ表示を閉じてしまうと再度確認できないのがマイナスポイントですが、複数人との1対1トークやグループトークを1つの通知ポップアップ上で時系列順に閲覧できるのは、かなり強力なアピールポイントです。

設定

通知ポップアップでメッセージ確認をするためには、LINEアプリの設定を変更しておく必要があります。

[…(その他)]から[設定]→[通知設定]と進んで、[通知設定]と[メッセージ通知の内容表示]をオンにし、[画面オン時のポップアップ表示]と[画面オフ時のポップアップ表示]をいずれもオンにすればOKです。

LINEの通知設定(Android版)

2-2. 既読回避専用アプリ「ちらみ」を利用

LINE ちらみアプリで既読を付けずにメッセージを読む

通知ポップアップは閉じてしまうとそれまでですが、既読回避専用アプリ「ちらみ」を併用することで、後からでもメッセージを確認することができます。

使い方は非常に簡単。メッセージが届いたら、ステータスバーやアプリドロワーなどから、ちらみアプリを起動するだけ。「ちらみ」アプリ上でメッセージを見ても、既読になることはありません。

スタンプ表示には対応していないものの、メッセージを確認する分には特に困ることはないでしょう。返信したい場合は、アプリ上からLINEを起動させることもできます。

アプリ「ちらみ」をダウンロード
ちらみ

2-3. 機内モードで読む(注意)

念のため、機内モードで読む方法も紹介しておきます。

LINE 既読 機内モード Android

AndroidでもiPhoneで機内モードを活用する方法と同様のやり方で既読をつけずにメッセージを確認することができます。機内モードは基本的に、通知領域などのトグル(各種設定)からワンタップでオン/オフ可能です。

しかし、iPhoneと同様に、機内モードを解除してLINEアプリを起動した時点で既読がついてしまうので、細心の注意を払う必要があります。

3. PC(パソコン)版LINEによる既読回避法

※この方法はWindows版とMac版のみ対応。Windows8/10版およびChrome版は、ウィンドウを分割できないため非対応です。

本来、PC(パソコン)版LINEでメッセージを読んでも、アプリ版で読んだ時と同じように相手のトークで「既読」がつきます。ところが、特定のトークルームAのウィンドウを開いたまま、その他のトークルームBのウィンドウをクリックして最前面に表示しておけば、トークルームAが“非アクティブ状態”になり、トークルームAに届いたメッセージに「既読」をつけずに確認することができるのです。

LINE PC

上の画像では、左のトークが「非アクティブ」、右がトークルームを選択している「アクティブ」の状態を示しています。

すなわち、アクティブ状態で相手からのメッセージを読むと相手のトークに「既読」がついてしまいますが、非アクティブ状態にしておいて相手からメッセージが入ってくるのを眺めているぶんには「既読がつかない」のです。

何人かの友だちと同時にトークをしている時などには、PC版LINEでトークルームを複数開いておくことで、既読を気にせずにやりとりできて便利かもしれません。なお、PC版LINEの使い方全般については、下記の記事を参照してください。

PC(パソコン)版LINEの登録と使い方──ログインから通話、アルバム作成、改行、文書の送信、キープ、既読をつけない裏ワザまで