MM総研は23日、2012年度通期(12年4月~13年3月)の国内タブレット端末出荷台数に関する調査結果を発表した。
Androidのシェアは42.4%
調査によれば、出荷台数は前年度比104.3%増の568万台となり、前年度278万台から倍増した。半期別にみると、上期193万台(前年同期比82.1%増)、下期375万台(118.0%増)が出荷されている。
OS別で出荷台数をみると、iOS(298万台/52.5%)、Android(241万台/42.4%)、その他(29万台/5.1%)の順となった。iOS(Appleのみ)のシェアは2010年度シェアより22.7ポイント減少。Androidの追い上げにより2012年度下期にはシェア50%を下回ったが、通期では52.5%で過半数を維持した。
メーカー別では、Apple(298万台/52.5%)がトップ。2010年度より3年連続で1位を獲得した。2位は「ARROWSシリーズ」を投入している富士通(47.9万台/8.4%)となった。3位は「Nexus7」を製造するASUS(47万台/8.3%)。4位は「Kindle」タブレットを3モデル投入したAmazon(34万台/6.0%)となった。
続いて5位は「GALAXY Tab7.7Plus(SC-01E)」のSamsung(24.5万台/4.3%)、6位は自社製品に加えてNTT東日本が提供する「光iフレーム2」を製造する東芝(24.4万台/4.3%)、7位は「MEDIAS」シリーズ、「LifeTouch」シリーズを展開するNEC(23.9万台/4.2%)となっている。
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