KDDIは、10月4日から8日まで幕張メッセで開催される技術イベント「CEATEC JAPAN 2011」に、聴覚・触覚に関する新技術を搭載した新感覚のスマートフォンを展示している。
「新感覚スマートフォン」は、京セラとの共同開発で、スマートフォンのタッチパネルを押すと、あたかも実際に画面を押し込んだかのような感覚を指先に返すという技術だ。指の力に応じて機器が振動することで、その感覚を現している。
「新聴覚スマートフォン」は、たとえ耳栓などで耳を塞いでいたとしても、スマートフォンの振動によって耳内の軟骨を震わせることで音声が聞こえるという技術だ。振動を音声として伝える仕組みとして知られる骨伝導とは別の仕組みで、より小さい振動で音を伝えることが出来るらしい。
難聴の人の利用や騒音下での活用などが期待されるという。