警視庁は10月30日、不正指令電磁的記録(ウイルス)供用の疑いで「連打の達人 the Movie」等のアプリを制作した関係者を逮捕した。読売新聞が報じている。
読売新聞によると、約9万人がアプリに仕組まれていたウイルスに感染したという。流出した個人情報は1000万件以上。
ウイルスが仕組まれていたアプリはGoogle Playストアで公開されていた。それらのアプリをダウンロードすると、電話帳に入っていた電話番号やメールアドレス等の個人情報が外部サーバーに送信される仕組みだった。
問題となったアプリは2012年3月下旬に公開され、2012年4月上旬に問題が発覚し、大手メディアが一斉に報じた。Appllioでは、該当すると考えられるアプリの一覧をまとめている(26種類)。
読売新聞によれば、外部サーバー1カ所に1000万件以上の個人情報が残っているが、悪用は確認されていないという。
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