HTCは、同社の公式サイトで公開中のAndroid4.0(ICS)アップデート対象機種リストから「HTC Desire HD」を除外、アップデートを断念した。
Desire HDは2010年9月に発表され、日本ではソフトバンクモバイルから「HTC Desire HD SoftBank 001HT」として販売されていたモデル。
アップデート断念の理由として、「広範なテストの結果、現在のAndroidおよびHTC SenceのバージョンがDesire HDでは最良のユーザー体験を提供するものと判断した」と注釈で述べられている。
当時としては比較的優れたスペックの機種であったが、それでもICSではパフォーマンスが得られなかったようだ。長く愛されてきた機種だけに、残念な結果となってしまった。