6月7日、Googleは、GoogleマップのAndroidアプリをオフライン環境で利用可能にすることを発表した。昨夏、すでにオフラインで利用可能になっていたものの利用できる機能は一部に留められていた。
オフライン用ファイルの最小サイズは50MBだが、それは都市圏をカバーするに足りる容量だ。広大なサンフランシスコのベイエリア(人口約700万人)でも、ストリートレベルの詳細な地図を提供できる容量であるとのこと。
Googleによれば、数週間以内に100カ国以上で利用可能になるということで、その中に日本が含まれていることは、まず間違い無いだろう。
※追記(6/8 2:53)
日本は同機能に対応しないが、Googleの後藤正徳ソフトウェアエンジニアは「日本ではほとんどの場合(モバイル端末に)電波が入る。だが、海外に行くと電波が入らなくてGoogleマップを使えない場合が多い」とし、まずはシドニー、ニューヨーク、ロンドンなどの海外主要都市向けに新機能を提供していくと説明した。(ITmedia)
このアップデートにより、地下鉄や電波の弱い場所におけるGoogleマップの利用が容易となり、いつでもどこでも詳細な地図を確認できるようになる。また、海外旅行の際に、日本国内で予め渡航先のオフラインマップをダウンロードしておくことで、現地でデータ通信を行わずともGoogleマップを利用することができる。
参考記事
- Google launching Offline Maps for Android mobile users(the next web)