おすすめのポイント
- 端末のマイクで音声を認識し、周辺の騒音を測定できるアプリ
- 騒音を最大値・中央値・最小値を3本の赤線で表示する
- 日常騒音レベルではまずまず信用できる正確性
- 何dB(デジベル)ならどれくらいと、騒音の目安が記されているのでわかりやすい
- 数値の推移のグラフを生成する(30秒あたり)
Androidアプリ レビュー
つい試したくなる騒音を計測するアプリ
Android端末のマイクで認識して、文字通り、周辺の騒音が測定できるアプリだ。右の画像のように、騒音の最大値・平均値・最小値を3本の赤線で表示し、測定器の針と数値(dB=デジベル)で騒音レベルを表示する。中央にあるホイールを長押しし初期化してから、測定を始めよう。
端末ごとに測定誤差が発生し、認識可能な最大値も制限されるので、正確な数値を得るには実際の騒音計と比較して誤差の補正が必要になる。本アプリでは、Galaxy S(最大81dB)、Galaxy Tab(83dB)、 Motorola(100dB)、 HTC Desire(82dB)についてはすでに補正が施されているため、日常騒音35~75dBにおいては信頼できるようだ。その他の端末では測定できないことはないが、自分で誤差の補正を行うか、有料版で対応していればそれを使うのも手だ。
グラフや数値の目安がわかりやすい
測定を開始すると、騒音値のグラフが30秒間単位で生成されていき、騒音の強弱などの推移が把握できる。また、「80dB:地下鉄の騒音、掃除機」などと、数値の目安を例を挙げて示しているので、実際に出た数値がどれくらいのうるささなのかがすぐにイメージできる。グラフと数値の目安の表示は、測定器の右下にあるボタンをタップすることで切り替わる。
日常的によく使うものではないだろうが、入れておけば、近所で工事が始まったなんて時に、つい調べたくなってしまうアプリである。