iOS版「Chrome」が大幅に高速化、クラッシュ頻度も70%減に

2016-01-28 14:25
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Chrome

多くのユーザーでクラッシュの発生騒ぎとなっている「Safari」を尻目に、GoogleはiOS向けブラウザ「Chrome」で速度と安定性を大幅に向上するアップデート(バージョン48)をおこないました。

このアップデートでは、レンダリングを担っているWebView機能を「UIWebView」から「WKWebView」にスイッチしたことで、前バージョンよりも安定し、かつ高速に動作するようになりました。

WKWebViewはiOS 8からサードパーティでの利用も可能になっていましたが、Cookie管理やSSL処理の不備を理由にGoogleはこれまでChromeで対応してきませんでした。iOS 9でこれらの問題が一部改善されたことから、今回の移行に踏み切ったといいます。

Chrome

この結果、クラッシュ率は70%低下し、JavaScript実行速度も大幅に改善。ページ切り替え時のリロードが減り、スクロールも速くなったほか、応答性もよくなったとのこと。特段Safariにこだわりがないのであれば、この機会にChromeへの乗り換えや併用もアリかもしれません。

ちなみに、Safariでアドレスバーをタップすると強制終了してしまう不具合(すでにAppleが問題を修正したとの情報もあります)については、iOSでは「設定」から[Safari]と進んで、[Safari検索候補][Spotlight検索候補]をオフにする、あるいは[履歴とWebサイトデータを消去]でデータを消去することにより、暫定的な回避をはかれるようです。